BE QUIET!!!

isawthelight2007-02-25

 
SPCセットリスト(あってるかどうか微妙)
 
THEME OF JUNKHEAD vs TRASH BOY
NEW TRUTH
HELL OR HEAVEN
distance to substance (新曲)
脳内フリクション
DUB〜 (新曲)
SUNBURST BROKEN
F・I・X (???)
BURN UP THE CELL
 
 
もるたるプレゼンツ@熊谷。トラディショナルボックス→エイジさん→SPC→NAHT。最初お客さんぜんぜん居なくてどうしようかと思った。エイジさん辺りから人が増え始めていたけれど。
トラディショナルボックス初めて見た。ベースのひと、FYHのひとじゃないの!おんなじ顔だから双子か弟なのかとおもってたら同一人物だったよ。メロの良い、一生懸命な曲をやる人達だった。こんどうソロの翌日とかだったらもっと響いたのかもしれないが、前日にもSPCやらNAHTやらBEYONDSやら見てたので、轟音ギャギャギャーン!みたいのじゃないとちょっと物足りなくて…。すみません。ていうかFYHのひとがああいうバンドでベース弾いてるの意外。幅広いひとなんですなー。
2番めエイジさん。初っ端から兄がマイクスタンドをステージ下にブスッと下ろして(おもっきりカメラの人に刺さりそうになってた…危ない)、かなり前のめりで熱唱。さすがに昨日みたいに器物破損には至らなかったけど、今日もかなりぶっ壊れて暴れてた気がする。ふだんもああなの最近?ようけわからん。昨日とはちょっとセット違った…のかな。最後にinside/outsideやるみたいだったのに、結局それは削って、6曲のみ演奏。3曲目に新曲の「壁」ていうのをやった。2曲目がMIND JIVE(?だっけ?昨日兄が器物破損した曲)をやってた。6曲目(ラスト)は手紙。4曲目がリビドー?だかいう曲だった気がする。んータイトルとかよくわかんないや。昨日はMIND JIVE?でドラムのひと腕ぐるんぐるんしなかった気がしたんだけど、今日はおもっきりぐるんぐるんしてた。なんかこれが好きなんだよねえ。ていうか弟が弾くイントロ(左のギターのこが先にジャンジャンジャンジャンと始めて、あとからギャーンと重ねてゆくやつ)が昨日よりさらに迫力あってかっこよかった。やっぱりわたしは弟ギターのほうが好きみたい。あとドラムね。左のギターのこのMCが、ひたすら「(地元奈良でやる企画の)チケット売ってるんで、買ってください」だった。兄は、もるたるのことを、地元にこういう人達が居るってすごく良いなと思います…と言っていた。兄は、ローカルバンドとして、地元にいろいろ還元していきたいらしい。「地元を大切にしましょう」とか言っていた。そうね、地元、大事だよね、うんうん(…え?)。なんかの曲のときに兄が弟のほうにガーッといったら弟がおもっきり避けてたのにウケた。左のギターのこが兄にちょっかい出すと兄逃げるのに、その兄が弟にちょっかいだして逃げられるという…。なんなんだこのバンド。意味わからん。エイジさん初めてみたときは「こりゃはまらんな」て思ったんだけど、最近けっこう良いなーと思い始めてる。不思議。でもまだ、ずっぱまってはいない。対バンで見るのは楽しみ。兄がMCで「2日目なんで、もう緊張しないかと思ったんですけど、だめですね、緊張してます」とか言ってた。緊張しててあのパフォーマンスって…こうせいみたいだなー(え)。
3番めSPC。昨日はNAHTが先だったけど、今日は入れ替えてきた模様。モニタの関係か、いつもよりゲンドウさんが真ん中寄りの位置。中尾君は白と灰色の太い縞の長袖Tにダメージジーンズ、ヘラさんは黒Tに半パン、ゲンドウさんは黒Tに黒白ラグランをインで、下はいつものぴったりジーンズにレザー黒のコンバース。歌詞ファイル(?)がモニタの上にのっかってた。最初がテーマってのはいつものことだけど、NEW TRUTHていつもこんな最初のほうに持ってきてるっけ?ちょっとめずらしいな…と思った。distance to substanceはもうかなり馴染んだなー。昨日やんなかったから今日聴けてうれしかった。「近付いて遠ざかるdistance to substance 幻か?現実か?distance to substance」みたいな。DUBって曲(たぶん本当はタイトルもっと長いんだろうけど、セットリストにはいつもDUBとしか書いてない)もかなり慣れた(というか覚えた)(これは昨日もやった)。SPCの曲にしては結構ゆったりめのテンポだけど、個人的にはかなり好き。しかしこれ、歌詞にやたら「劣性」て出てくるんだよね…うーん。わたしはサンバーストがかなり好きなのだけど、今日は昨日のロフトみたいにはガーッと盛り上がったりしなかったかなあ。お客さんの絶対数どうのってより、今日はふつうに(?)見るファンが多かったのかもしれない。個人的にはこういうほうが見やすい。昨日みたいに合唱とかされるとちょっと困ってしまうし…ね。途中からステージ下に扇風機が出てきて、ゲンドウさんがチューニングしてると、髪の毛がぶわーってなって、TMれぼりゅーしょんですか?状態だったので、思わず笑ってしまったり(←おい)。今日はMCあんまりしなかったな…ゲンドウさん。昨日が喋り過ぎだったのかもしれないけど。ヘラさんに主に喋らせていた気がする。事前にこのハコはあんまり音響が良くないっていうことを聞いていたのだけど、そういうのを微塵も感じさせないくらい、圧倒的なライヴだった。歌もギターもドラムもベースも、何もかもが圧巻だった。昨日よりさらにさらに凄まじかった。何度ゲンドウさんがギターを掻き毟る姿を見て「ひゃーーー!!!」となったことか。グワッとなった顔を上げてガンッとギターのネックを振り下ろす瞬間とか、他に類するものが無いくらいのかっこよさだった。やばい。初めて彼らのライヴを見た時の衝撃が蘇るかのような、とてもとてもガツンとくる演奏だった。ずっとドキドキしてた。終った後しばし呆然としてしまったもの、一緒に見ていたKさんとともに。エイジさん弟がえらい真剣にゲンドウさんの足下を凝視していたのも印象的だった。デラックスメモリーマン使ってるもんね、弟も。いやー、SPC、素晴らしかった。ゲンドウさんはピックを3枚も砕いた。弾き殴っててガーーーッとなって、ピックが2つか3つくらいにばりん!てなっちゃうの。最後も、すでにピック割ってて新しいのわざわざポッケから出したのに、それも一瞬で砕けちゃってて。指でグワアアアーーーッと叩きつけていて、そのさまを見ていたら息が止まりそうになった。あああやっぱりかっこいい。ゲンドウさんはかっこいい。SPCはかっこいい。昨日のロフトのライヴも良かったけど、今日のほうがもっと良かった。今日来なかったひとは後悔してください(…なんてなんてなんてね!)。
トリはNAHT。セットリストの順番を少し変えてきてた(曲目は変わってないと思う)。昨日に引き続き、羽田さんのベースがヤバイ!と思った。いや、せーきさんもタカヒロさんも凄いんだけども。せーきさんが「昨日のために作ったタオルが…まあ60枚くらいでいっか!て作ったんですけど、余っちゃってるんで(苦笑)。良ければ買ってください」て。え、60枚しか作ってないの!?それで余ってるの?まじで!?そりゃあちょっとビックリだ…(わたしは昨日買いました)。個人的にNAHTも今日のほうが良かった。気迫が凄かったから。なんだろう、小さいハコのほうがいろいろと伝わりやすいのかなあ…。アンコールは無しで、ビシッと終わった。それで良かったようなちょっと物足りないような…。
うん、今日はSPCで大満足でした!ということで。ほんと、熊谷まで来た甲斐があった。すんごい寒くて辛かったけど、来てよかったー!
終演後、なんとゲンドウさんに話し掛けるという大胆過ぎる行動に出てしまった自分にビックリ。ゲンドウさんはとても気さくな方だった(見掛けに寄らず…)(なんてなんてなんてね!)。次の都内GIGはいつものあの場所で梅雨の季節に…らしい。楽しみ!