isawthelight2006-10-20

 
V&TOMソロコンサート(よーさん風)(何)。
体調不良につき後方にて。見晴らしがほんとうに良すぎて、見たくないものまでバンバン視界に入ってしまうという罠。クワトロはギターの音が合うバンドと合わないバンドとあるような気がするのだけど…V&TOMは合わないんじゃないかなあと思っていたら、やはりいまいちだった(しょんぼり)。ハコの佇まい的にはピッタリなんだけど…。ああいう歪みのギーン!とした音は、出来ればリキッドかシェルターで聴きたいと思う。各々のアンプの上にカボチャ(のおもちゃ)が載っていて、今日はハロウィン風?なのかなと。どうせやるなら、そんなカボチャ程度のアレじゃなくて、いっそ全員マント着てメイクして出てくれば良いのに(なんのイベントだ…)。時間やや押しで客電が落ち、いつものN.O.(not電気)でメンバー登場。なかはたさんは服装はいつも通りだったけど、髪型がすっかり変わっていた。横をおもいっきり刈り上げて、上は立てていて。あれじゃあ普段出歩くときに悪目立ちしそうな…(余計なお世話)。ゆたかさんは先日のルードそのまんまの格好+ななめストライプのネクタイ、で、なぜか黒のコーデュロイジャケットも着用。え、それ流行ってんの?(違) まあすぐ脱いでいたけれど。アリエさんもジャケット姿。こちらは着たままで演奏スタンバイ。えんじのジャケットにチェック(?)のタイだったから、近所のオサレな老紳士みたいな雰囲気だった(いちおう褒めてます)。あひと君は黒シャツだったかなあ。ネクタイが先日の「びぃじゅぅつかんでぇ〜♪」の時に首絞めてた締めてた紫のやつだった。途端、脳内をぐるぐると回りだすP-MODEL(すみません)。ハヤシも来て一緒に歌えば良いのに(とか思ってたら本当に後ろに居た…笑)。全員が楽器をかまえて、なかはたさんのドタドタドタン!みたいなのから、1曲目はインスト。え、また「実はメロディはまだ乗せてないんですけどとりあえず」な曲ですかそうですか。いわゆるメヒコ2号、みたいな。メヒコの初披露の時はまだ「インストの新曲」な雰囲気があったけど、これはどうみても違うような気が…。つーか、ちゃんとメロ乗せて完成してから披露すr。ほんで2曲目マシン。ギターの音がキてくれないので、なんだかノリきれず。次の猫もそんな感じ。鳴き声ギターとか、ああいう高音のキレがよくない、こない。演奏者の問題じゃなくてたぶん音響が…なのだけど。むう。だがしかし、かなりひさびさのコンクールのイントロにはややテンションが上昇。あひと君のギターだけのところに、ゆたかさんのドドドッていう音が突っ込んでゆくあの感じ、やっぱり好き。ノイズが激流のごとく抉っていって、このときだけは僅かに、初期(?)に近いキレキレな空気が出ていた(ような気がした)。ちょっと間をおいて(あひと君が何か話したんだっけ?)、ポツッと流れ出した5曲目のイントロはbol。わーい。ワンマンだからやるだろうとは思っていたけれど。そっか、てことは、今日はゆたかさんの足下には緑色のアレがあるのか…。最近アレンジがbolに激似…と思っていたFatal〜がbolに続いて来たときは、ちょっと笑ってしまった。ああそこ続けちゃうんだ?と。さらに続けて夢。これの間奏のギターソロがものすごく好きなんだけど、あんまり記憶にないってことは、今日はいまいちだった…ってことなのかしらん。うーん。確かここであひと君がギターを替えたんだったかな。エレクトロ→ギブソンの黒(やっぱりSONEXに見える…実際は何なんだろ?)。ア「(ギターを替えているのは)トラブルじゃあないです、嗜好の問題です」。ああそうですか。で、僕達は新曲を作ってきました!みたいなことを言って、新曲その1。ブルースソングて言ってたと思うんだけど…(ええと、一瞬、ブルーツリー…?とか思ってしまいましたそんなわけないですねごめんなさい)。ゆたかさんがほとんどずっとストロークでジャガジャガジャガジャガやってたなあ…ということしかおぼえていない。音色をわーっと変えるとか、そういうのは無かったと思う。ふうむ…。カンバックてこれの後だったっけ?アレンジが大幅に変わってて一瞬「この曲何?」とか思ってしまった記憶が…。つまりあれがCDに入ってるってことですかそうですか……(遠い目)。で、いつも通りの「港が云々…」の前振り。ナゲリ。後半のアウトロでゆたかさんがワンフレーズだけ変な音を出していたので、すこしびっくり。それは緑のアイツですか?アイツの仕業ですか?そうなんですか?(何) このへんからすこしだけギターの音量がでかくなってくれていて、そこはまあよかったのだけど。また飯でゆたかさん、最後のほうに指が飛んでいたし…。むうう…。羽根とどっちが先だったか忘れたが、唐突にときめいて〜のイントロがきたときに「え、これ、まだボツってなk」とか思ってしまったのは秘密の方向で。なんか、ここまで、コンクールに一瞬「わ!」となった以外はほとんどずっと平坦な気分で見ていて、V&TOMはワンマンよりイベントのほうが良いライヴが多い気がするなあ…とかぼーっと考えていたら、あひと君が「カモンベイス!」と。あら、もう終わりなのね…。あひと君は、ここの前で、山手線に乗っていたら満員電車で隣の人がこっちに敵意むき出しで云々…みたいな話から「そんな奴らとはコミュニケーション出来ませんよ!」とか話をうまく(?)繋げていた。あと、確か、途中のどこかで、そろそろ秋ですね…こういう季節は着るものに迷う…みたいな話をしていて、「うちには犬がおるんやけど、おまえはいいな、黒・白・茶色、いっつもおんなじ3色で…って、毎日話し掛けとるんですけど」とかなんとか言っていた。なんで観点がそこにいくのだろう…。じゃあうちの猫は毎日白と銀ですか…アイラインひかなくても縁取りばっちりだし目は緑色だしいつでも毛皮がフサフサですよ…みたいな。意味わからん。あひと君曰く「今みんなが隠してるところを隠さない文化とかがどっかにあって、そういうとこの人たちが俺らを見たら、なんで頭隠してないんじゃあああ!!!!!!!てなるかもしれん!」と。その「なんで頭〜」のところは、あひと君がいきなり大声で叫んだので、隣に居たゆたかさんがビクッとなっていた。今日は、コミュニケーション→ルインのいつもの流れではなく、ルインの前にFOODSをはさんでいた。マンネリには良いマンネリと良くないマンネリというのがあって、コミュニケーション→ルインは間違いなく前者だと思っていたのだけど…。結局最後までほとんどテンション上がらず。アンコール1回目、新曲その2。あひと君曰く「みなさんの頭に一本一本アンテナ立てて、マインドコントロールしたい!」らしい。出だしはちょっとダークな感じで始まって、でもあんまり起伏が無いなあ…みたいな。そしたら、終盤で急にピタッと音が止まって、あひと君が「ミッドナイトをお知らせしまぁす」と斜めで言ったと思ったら、隣のゆたかさんが弦を指ではじいて、ぽ・ぽ・ピーン!って。え、時報!?そのピーン!のあとに4人一斉にブワァッて鳴らしたのはちょっとかっこよかったけど…。これ、今後は毎回やるってことだよね…?うーん………。まあでも、新しさという点では確かに少しは…と思ったし、本編でやったほうの曲よりは好きかもしれない。しかし、それで、これの次がまたラジオスターというのは…。bolは良くてラジオスターはちょっと…て、それは単純に自分の好みの問題でしかないのだろうけれども。ここで一旦退散したものの、まだメヒコ残ってるし…というわけで、お約束ムード満点なダブルアンコール。ステージ上になぜかスネアとスタンドシンバルが運び込まれてきて、客席はざわざわざわざわざわ。まさか…と思ったらやっぱり。まず、なかはたさんだけが出てきてドラムを叩き始めて、そのあと、テーシャツに着替えたあひと君が颯爽と現れ、ギターをうしろに背負って、スネアの上にあったドラムスティックを取り上げる。フロア全体から悲鳴交じりの大歓声が沸き起こって、なかはたさんとあひと君のドラム対決(?)開始。このときの場内のテンション上昇っぷりときたら、ほんと、凄まじかった。まあ、ここに居るお客さんの大半が何を求めているのか、そんなのはおそらく、初めから明白だったわけなのだけど。でも、なんだか、あれはちょっとやってほしくはなかったかな…って、個人的には思ってしまって。わたしは、なんばーがーるファンでもなければあひと君個人のファンでもなく、でも、V&TOMもびよんずも大好きで。特に最近は、びよんずでのあひと君のドラムがだんだん好きになってきていたから、なんというか、こういうかたちで安売り(?)しないでほしいなあ…と。ライヴはエンターテイメントだから、"お客さんを喜ばせる"ということはとても大事だし、大半のひとたちはあれを見て楽しい気持ちになったのだろうから、あれはあれでアリということになるのだろうけれど。でも、V&TOMでのあひと君は、(主に)ボーカルギターであって。もしドラムを叩くとしても、やるならばもっとちゃんと…セットを組んでガッツリやるとか……ね。そういう"キッチリ"さを求めてはいけないのかなあ…。うーん。でもまあそうか…このバンド自体がもともとそんなストイックな性格は持ち合わせていないんだよね…たぶん。例えばびよんずがSURF NAZIS MUST DIEをもうやらないとか、そういう類のこだわりとかって、このバンドにはあまり縁の無いことのような気がするし。楽しくて面白くてカッコよくてお客さんがわーわーなってくれたらそれでいい…んだろうし(変に嫌な意味で言っているのではなく)。というか、やっぱり、みんな、あひと君にはドラムを叩いていてほしいと思っていて、今もびよんずではドラムを叩いているけれど、なんばーがーるやV&TOMが好きな大半の人達にはびよんずは多分合わなくて、出来れば「リアル」みたいなああいうのが何度もあればいいのに…みたいな、そういうお客さん達の要望?があるのをあひと君本人もきっとわかっているんだろうな…と。12月にやる自主企画のメンツ(SLCとトドル)も、あそこにいたお客さん達の大半にとっては涙モノの組み合わせだと思うし。そういうファンの思いもわかっていて、しかもちゃんと実行に移してるんだから、あひと君はほんとうにすごいなあ…と思う、とても素直に。でも、なんばーがーるもしくはあひと君個人のファンではないひとにとっては、あの光景には多少なりとも違和感があったんじゃないかと…(V&TOMはあひと君の"ソロプロジェクト"とかではないので…)。確かにあひと君はあのバンドのフロントマンではあるけれど…。12月の対バンも、たとえば、しろっぷやだうにーやむーんびーむのファンからしたら、べつに面白い組み合わせでもなんでもないかもしれないし。…ええと、何が言いたいかというと、つまり、わざわざドラムじゃないことをやりたくて自分の意志でV&TOMを始めたんだから、そんな中途半端なかたちでなら、ほとんどのファンが喜ぶであろうこととは言え、特にこんな時にこんなふうにやらなくてもいいんじゃないですか?と。そんな、嫌悪感を抱いたとかそこまでではないのだけど…。なんか、あれは蛇足だったんじゃないかなあ…なんてちょっと思ってしまいましたすみませんごめんなさい…という話。まあでも、12月の企画のほうは、SLC(つーかogさん)とV&TOM(つーかゆたかさん)の対バンは以前シェルターで一度見ていて、あれはすごく楽しかったから、それはそれで面白そうだなあ…とは思った。会場がマーズてのは意味わかんないけど(これも何かなんばーがーる絡みの所以でもあるのかしら?)。ああなんだかライヴに関係ないことを長々と書いてしまった…話を戻す→。あひと君となかはたさんのドラムセッションが盛り上がりまくり、数分後くらいにようやく36歳コンビが復帰。ゆたかさんは、なぜか客席に向かってお菓子をバラバラばら撒きながら登場。今日のお客はお池の鯉(むしろ恋…か?)(え)ですかそうですか。最後はもちろんメヒコ。この曲をやり始めて以降に後ろでライヴを見たのは今日が初めてだったのだけど、あの手文字、やってる人けっこう多いんだなあ…と。あとアリエさんなかはたさんの「やればいーじゃん!」?のところとか…。その光景をつい傍観してしまって、気付いたら曲が終わっていたという…(え)。終わってすぐ物販に行けば良かったんだけど…諸事情で時間をくっていたら、当然のごとく、マーズの先行チケットは売り切れてしまっていた。まあ、気が進むような進まないような…な複雑な気持ちだったので、悩む時間が出来て良かったのかもしれない。ネットの先行はまるで当たる気がしないけれど…。
代官山の時ほどのガッカリ感はなかったものの、やっぱり…な感は否めず、ロウなテンションでしばし渋谷を徘徊。お友達と軽食を喫したのち、帰宅。
 
 
セットリスト(中盤の順番が曖昧)
 
新曲(インスト)
Principle of machine
噛む猫
コンクール
back of love
Fatal Incident
夢診断
新曲(ブルースソング)
comeback in darkness
NAGERI TO KASUPPA
WAITING FOR MY FOOD
ときめいてTONIGHT FLIGHT
羽根の光
A communication refusal desire
FOODS NEXT
Song of ruin
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新曲(マインドコントロール)
Video killed the radio star(Bagglesカバー)
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Mexico Pub