さよなら2009

 
しばらく更新さぼってたけども、今日が一年の最後ということで。
今年は、個人的にはいわゆる厄年というやつで、年始にお祓いは行ったものの、なんだかなあ…なことがいろいろあったりなかったりした一年だった。仕事はほんとしんどくて…最後の2週間ちょいは半ば休職状態だったりして…ははは(笑うとこじゃない)。9月の後半以降は、あれだけ行きまくってたライヴにもほとんど足を運ばなくなってしまい、週末は引きこもってぼんやりしてることが多くなった。体調を崩しがちだったというのもあるけれど、それ以上に、モチベーションというかテンションというか…なかなか「気持ち」がライヴに向かなくなってしまった。都内ほぼ皆勤だったビヨンズも200も、何度か(他に用があったわけではないのに)行けなかったりして、あーなんかわたしこのままフェイドアウトしてくのかな…なんて思ったりもした。まあ、足を運んでみればそれぞれ楽しかったし、べつにライヴ自体に興味がなくなったわけではない。たぶん今は「そういう時期」なんだろうと思う。すぱるたのことが一番でかいのかもしれないけど、それ以外にも、いろいろと、精神的パワーが失われる出来事がたくさんあって、そういうの全部が合わさって、今はちょっと「元気がない」だけ。たぶん。自分としては。たぶん…ね。
しかし、今年は本当に、終わるもの失われていくものが多すぎて…。ライジングさん前にキヨシローが亡くなって、すぱるたが終わって、アベが亡くなった。志村も。良かったニュースって・・・州一郎さんが復帰したことくらいしか思い浮かばないや。いや、200がアルバム出したり、SAWPITのアンソロジーが出たり、夫の大好きなPoPが来日してライヴを一緒に見ることができたり、、、他にもあるんだけどね、振り返ってみれば、いくつか。だけど、悲しかったことのほうの衝撃がどうにも大きすぎて…。列挙するものしんどいくらい。なんだろう、ナナが止まったときは(そういえばナナも今年、本人からではないにしろ、やっと明示的に「休止」を発表?したんだっけね…)正直、よくわかんなくて(まあ当人らがはっきり言わなかったからなんだけど)、ショックが一気に来たわけじゃなくて、徐々にみんな「あきらめて」いった…という感じだったけど、今年あったことは皆ほんと一気にハッキリと「事実」を突き付けてきて、迷ったり戸惑ったりする隙さえ与えてくれないようなことばかりで、だから、余計、つらかったのかなあ…と。
でも…、なんだかこのままだと本当にただの悲しい一年で終わってしまいそうだったけど、でも、個人的には、最後に「光」となる出来事があって、あくまで個人的には…だけど、来年に向けて希望みたいなものをもつことはできた。
今年を漢字一文字で表すなら「命」かな。ライヴでもバンドでもなんでも、二度と同じ時は戻らなくて、二度ともう会えない人もいて、それは悲しくつらいことでもあるけれど、でも、それは皆に平等に与えられていることで、過ぎたことばかりを心に留めて前を向けないっていうのは、やっぱり、良くないと思う。ちゃんと前を向いて、今を、未来を、ちゃんと生きていくこと。それが大切だと思う。
うまくまとめられないけど、今年出会った人、もの、こと、すべて、間違いなんかじゃなくて、必要で、大切なことだったはず。そう思って来年は毎日せいいっぱい生きていこうと思う。
それではみなさま良いお年を。