さむい、さむい、さむい。
旭川では大雪が…札幌でも雪が降ったそう。こっちでも降るかなあ。降らないか…。
最近しごとが忙しすぎてしんどい。本社時代の仲良かった同僚(男子)が転職するときいて、うらやましくてうらやましくて仕方がない。わたしもあと3年早く勇気を出して踏み出していたら…。まあ「たら」「れば」は言ってもしょーがないけれども。自分のキャリアに自信なんて全くないし、つーかキャリアて何?そんなもん無いよ?みたいなかんじ。ここ何年かのツケがきてるな…今。もっと目に見える努力をすべきだった。いまさらどうしようもないけど…。
予定通りの残業中に夫から「雨が降ってるから、駅まで迎えに行くよ」とメールが入った。実際最寄り駅に着いたころには雨はぱらりぱらりになっていたけれど、とにかく風が強くてさむくて、スカートの足元には容赦ない冷気で、ひとりで身をすぼめて家路をたどるにはあまりにきびしい木枯らし具合だったから、迎えに来てくれたのはほんとうにうれしかった。さむいさむいと言いつつも、夫の腕にぎゅっとからまりながら歩けば、半身はとてもあたたかかった。夫の二の腕の筋肉のあの硬い感触がすき。
帰宅し、湯船にお湯をためてつかる。ぽかぽかして、ほっとする。明日は仕事はおやすみ。おうちでだらだら過ごそう。洗濯はしないと…だけど。
家に帰って、愚痴とか、どうでもいい世間話とか、マニアック(?)な音楽話とか、そういうのぜんぶ、前置きなく通じて、うんうん言いながらきいてくれる相手がいるってすごいことだ。そのひとがじぶんのことをすきだと、確かにそれが事実であるということがほんとうにまちがいなく存在することがらであるということは、すごいことなのかもしれない。あったかくて、やさしくて、力強くて、ぴったりくっついてると心底あんしんできる、これがしあわせってことなのかな。なくしたくない。いつまでもいつまでもひたっていたい。
 
雪はきらいじゃない。というか、すきだ。雪の降る日の、あの痛いような空気の冷たさも。
初雪はやく来ないかしらん。