ビヨンズセットリスト
 
リクビダートル
a proud man
The World Changed into Sunday Afternoon
periodicals
Over Shallow Sludge
困惑のプリズム
weekend
 
新しいギターのひとはたぶん20代?かなり若いひとだと思う。ゼアイズとクララの人が昔やってたバンドのTシャツを着てたらしい(わたしは服はちゃんと見てなかったからよくわからないが)。んで目の周りを黒くぬっていた(にほんのーえんみたく)。ギターはテレキャス。アンプはRolandだったがあれは恐らくハコのやつかと。足下はボスとかMXRとか。ディレイや空間系(?)のエフェクトを多用してて、岡崎さんより音色は多い印象。アレンジも全体的に変わってたし、かなりなじんでるように感じた。合流してからもう結構回数は合わせているのかも。お名前はいまいちよく聞き取れなかったんだけど…アキオさん?アケオさん?どっちだろうか。マイクも立ってたが、コーラスはしてなかった気がする。なんというか、岡崎さん(せいきさんもかな?)はすごい正攻法で、だけど新しい彼はそうじゃなく、いままでにない新しい感性(?)による解釈をして(演奏、アレンジして)いるなあと。あくまで2006年以降の岡崎さんとの比較で…だけど。The World〜とかかなり変わってておもしろかった。岡崎さんアレンジは音源と近いから安心(?)して聴ける感じだけど、新しい彼のは、おぉっ?今の何?みたいなフレーズとか音色とかがところどころに垣間見られて、時々ドキッとしたり、あーそういうのもアリなんだ…と思ったり。いろいろ刺激が多かったため、曲自体を楽しむよりギターを追っかけるのに神経とられてて、いつの間にか終わっちゃってた…みたいな。個人的にはたぶん、良いほうの(?)受け止め方ができてた…のかなと。まだはっきりとは自分でもよくわかっていないけれど。プラウドマンでも谷口さんトランペット。溌剌とした動きというかダンス(?)は相変わらず。あひとくんてっきんも相変わらず。なんだか少し安心(?)したようなやっぱりまだよくわからないような。自分以外のひとと終演後にあーだこーだ意見交わしたりしてみたら多少整理できたりしたのかなあ…うーん。
灰野さんはやっぱり凄まじすぎて、あれを言葉でどうこう説明するなんて、まるで野暮なので、しない。またもやしぬかとおもった。
メインのノーミーンズノー。50代?のおっちゃん3人…なんだけど、なにあれ。すごすぎた。まるまる2時間ほぼぶっ通し。ありえん。最初の10曲くらいはほんとに一切MCとかも挟まないで続けてやってた。ありえん。元気すぎる。観客のほうが休み休みになっちゃってたような…。フロアはやっぱり年齢層高くて、うちらはたぶん若いほうだったんだと思う。しかし、おおぜいの30代40代の男女が、拳突き上げてシンガロングして、時には飛び跳ねたりしながら、あんなずっと笑顔でライヴをみている光景っていうのは。なんてゆかいな空間であったことだろうか。ライヴといえばライク田植えスタイル*1…なヤングたちとはまた違ったハジケ方をしてる人々。なんだかとてもピースフルで、あったかい気持ちになった。しかし、そんなにほんわかしてもいられないという…。だって、おっちゃんたち、どんどんどんどん畳み掛けてくるんだもの。曲も実にバラエティに富んでいて、飽きさせない。七色のスーパーボールみたい。かっこいいなあ。こういう大人になりたいなあ。いやー見に来てよかった。チケット代高すぎ!とか言ってごめんなさい。谷口さんも200mph林さんも吉村さんもあひと君もてっきんも新しいギターのひとも、みんな、すんごい笑顔だった。楽しかった。
ライヴみるの2回目なフィーバーは、トイレの手洗い場に台が出来てたり、ステージの後ろに看板がついてたりと、またまたいろいろ変化していた。これからまたさらに変わってゆくのだろう。楽しみだ。
いつかここでディスとbtbとNAHTと…あのバンド…を観たいと思った。”あのバンド”はもう叶わないかもしれないけれど。
 

 

*1:テーシャツ着て首にタオル