6発

 
感想長々書こうかと思ったけど、これでも十分長いので、某所にあげた文の抜粋というかそのまんまで以下↓。
OPEN14時とのことだったが、ぜんぜん開きそうな気配も無く。ていうかまだHUNUNHUMリハしてた…。やっと開場したのが15時くらいとか?もうちょっと押してた???出演順はHUNUNHUM→Z→theSun。
HUNUNHUMて「ハンナンハム」て読むのかと思ってた。ネモジュンさんは「ハンアンハム」て言ってた…。以前見た時より人数増えてた気がしたんだがどうなんだろう実際。ネモジュンさんが開口一番「ええとー後ろまだ大丈夫そうなので…前3列!座りましょうか!」と。え…ディスちゃんじゃあるまいし、座って聴く音楽じゃないですってば。しかしまあ仕方が無いので座る。HUNUNHUMは、ネモジュンさんSAX、弟さんがボンゴ(?縦長のタイコ2つ並べた民族楽器みたいなやつ)とグロッケンなど、鍵盤の女の人、鈴とかカチカチした音が出るやつとかいろいろ鳴らす女の人、ドラムは途中上半身裸になって叩いてた(男のひと)、あと、ベースのひとと、ギターとMTR(?)を操るひと、が居たはず(だんだん記憶があやふやになってきた…)。声も楽器にしているような感覚で、曲の展開も不思議だし、やっぱりおもしろいなー!と思った。んだけど…とにかくお尻が痛いのと、あと、後半、ゆるーい流れが断続的に…な感じになっていたため、ちょっと自分はダレてしまって。音的にはかっこいいなーと思ったんだけど、最後のほうはかなり集中が途切れてしまっていた(わたしが)。ごめんなさい。
3曲で40分くらい(?)やって転換。2番目、Z。あれ…Zて3人だったっけ?前はベースも居なかったっけ?あれ?ネモジュンさんと弟さんとギターのひと…だけだったっけ?ううむ…(記憶喪失ギミック)。また前3列は床に座っての観覧。ええと。あの、なんか、Z、かっこよかったです。前に見た時もかっこいいとは思ったんだけど、でも、そこまでがっつりガツンときたわけでもなかったのに。この日のZはすんごいかっこよかった。ていうか、自分的に、かなり大きくガツン!!!ときた。えええええネモジュンさんかっこいいじゃないかー!(実は今までちょっとネモジュンさん苦手だったのだ…) ギターの音もギランギランしてて凄く良い。ほああああああああ。なんだか初めて見たみたいな感じ。えらい新鮮。事前に配ってたフライヤーに「Zのナウい歌詞」とか書いてあって、何?と思ってたら、どうやら今日やる曲の歌詞だったらしく「今のが、ナウい歌詞のうちの1曲でした!」みたいなことを言っていた。とにかく、この日のZは良かった、うん。ただソレダケ。ていうかもしかして…わたしはネモジュンさんはサックスより歌のほうが好みなのだろうか……?ものすごい邪道だよねそれって…ううむ。最後に「樋口君がこれ聴いたらなまらアガるって言うんで…(笑)。theSunに捧げます!」と言ってSwipeのACCEPTERという曲をバシッ!と。わたくし初心者なので実はよくわかっていなかったけれども、すんごいカッコイイ曲だということはイントロ入ったその一瞬で理解した。座って見てるのが心苦しかったや…立ってぐわんぐわんしたかったなあ。樋口さんが端っこでものすごいノリノリで笑顔で見てた。Zもたぶん40分くらいやってたのかな…またまた転換タイムへ。
トリのtheSun。樋口さんが、さっき根本君も言ってたけど…と90's中期ハードコアのお話をしていたり(今日はネモジュンさんがBGMにこだわっていたらしく、そういう音楽ばかりが流れていた)。ZとtheSunの皆さんは昔から変わらぬ交流が続いているのだとかで、ネモジュンさんが「樋口君の前の前の前くらいにやってたバンドの時からそうなんだけど」とZのMCで言ったら、樋口さんが「そんなに前じゃないっ!そんなに歳食ってないっ!」って。あれ、そういえば皆さんお幾つなのだろう?まあいいか…。前日とはまた違うセットリストでガンガン攻めてくるtheSun。樋口さんが何度も「フラット」と強調していた通り、とにかく音も歌も何もかもがダイレクトで。隔てる境界線とか壁とか距離とか、そういうものが一切無いから、バスドラのドスドスと伝わってくる振動、所狭しと動き回る樋口さんが踏み鳴らす足音、ベースのズゥーンとひずむ重み、ギターの音が突き刺さってくるようなこの感覚…ぜんぶ直に伝わってくる。たまらん。しかし、途中でなんだかひどく頭痛がするのに気付いて、ああここの空気が薄いせいかな…と初めは思っていたのだけど、単に朝から何も食べてなかっただけという罠。でももうとにかくテンション高かったから、具合悪いとかそういうのはほとんど感じなかった。まあひたすら頭振ってるから、その度に、頭蓋骨内をこぶし大の石が転げまわるような痛みに襲われるというだけで。はっはっはっ。つまんないライヴだったら倒れてたかもしんないけど、今は倒れてるヒマなんか無い。なんたってtheSunのライヴなんだから。まるで夢のような時間なのだもの。はあああああ。イサイさんがMCで「俺ら、結局ハードコアっちゅうか…これしか出来ないんですね。一生懸命変わったことしてやろうってやってみるけど、これが精一杯なんだよね」みたいな話とか、ネモジュンさんがさっき言ってたような、両バンドの古くからの交流の話とか、また90'sハードコアの話もしてたなあ。テルさんの怪我の話もしてた。イ「あの、テル君、杖ついてますけど。エモいっしょ?(笑)。この杖もね…杖なんだかなんなんだか…杖のようでそうでもない…みたいな。・・・みうらじゅんみたいな感じ?(ぼそり)」。客(?)「あー杖マニア…」ネモジュンさん「そんなの誰もわかんないから!!!」(うはは!)。あ、あと、樋口さんがエラーmanの前振りで「あのー、おかしくなっちゃってる人って居ますよね?…あ、俺じゃないよ?…まあ、そういう人のことを歌った曲です」とか言ってたら、後ろからイサイさんが樋口さんを指差して「このひと!」みたいにやってたりとか。曲とかパフォーマンスとか激しいし緊張感びしびし張りつめまくりなんだけど、フラット(?)なところはほんとにフラットで。こういうメリハリ良いなあ…。最後に樋口さんが「俺らにももっとこのフラットさを体感させて欲しいので、皆さん、立ってください!」みたいなことを言って、ずっと座っていた前列も一斉に起立。一気に場内のボルテージがあがってきたところで「じゃあ最後、あーのフラット…みたいな……FRAIL!!!」。途端にウオオオ!!!と地鳴りみたいな歓声が狭いスタジオ内に轟く。これまた勉強不足でよくわかっていなかったのだけれども、わかってないのに、バチッとテンション振り切れてた。はいもう、わや。この日はごとうさんは飛ばなかったんだけど、その代わりに樋口さんが客席にガーッと突っ込んでってた。そして最後の最後でイサイさんが…イサイさんが 壊 れ た 。曲始まる前にめがねはずしてたし、いきなりギター下ろしたから何するのかと思ったら、スタンドに刺さってたマイクをガツッと引き抜いて絶叫し始めて、でもそのマイク、抜いた時の勢いでコード取れちゃったから音は出てなかったんだけど、それでも構わず叫び続けてた。客にまみれながら戻ってきた樋口さんが、ちょっとびっくりしながらイサイさんに自分のマイクを差し出す。イサイさん、マイク2本持って跪いてひたすら叫ぶ!叫ぶ!叫ぶ!最後、叫びながら身体まるめて地面に突っ伏してたし。ふおおおおお!!!わけわかんない!わけわかんない!わけわかんないけどむちゃくちゃカッコイイ!何これもうありえない!!!興奮しすぎて眩暈がした。くらくらした。なんなんだ!?危うく息止まるかと思った。ひえええええ。エクスクラメーションマーク何個連ねてもこの高まり具合は表現できないや。前日のERAも凄かったけど、この日はもっともっと凄かったんだもん。凄まじかった。とんでもないもの見ちゃった。はー…。やたら圧倒されてしまって、しばし呆然とする。
このスタジオは当初18時完全撤収とのことだったが19時まで延期した旨をネモジュンさんが説明。というわけで物販をいちおう見に行ったのだけど、まあ、昨日と同じなので…。しかし複数の人がポスター抱えてて、あれれ…と。わたしそんなものもらってないんですが?どうやらTシャツ買った人に先着で配布されたらしいのだけど、わたくしはタイミングが悪かった模様。まあいいや…このライヴ見られただけでおなかいっぱいだし。
いろんなひとに会えてお話できて、ひさびさにたくさん「人との会話」があった日だったなあ…と思った。ここんとこ、毎日パソコンとにらめっこするのみの日々だったので。ちょっとだけ精神の健全さ(?)を取り戻せたような気がした(ようなしないような)。はー…次theSun見られるのいつになるんだろ…。いっそ札幌行っちゃおうかなあ…(え)。