11周年15周年20周年30周年

isawthelight2007-05-06

 
GW唯一の予定がアキハーバラていうのは妙齢女子としてどうなのか…とかいう疑問はまあ置いといて、とにかくグドマンへ。11周年記念イベント。なぜかやたらとフコーカ色の強いラインナップ。
出順は、デラシネ→ロレッタ→AMAZONSALIVA→パニスマ
 
 
1番手デラシネ。ドラムがジャガー君じゃなくなってから見るの初めて。新しいドラマーさんはvelocityut他の貞方さん*1。なんか最前付近にデジカメをもった英語圏な方々(?)がわらわらと集まってきてて、なんだこりゃ…わや*2だな…と。まあいいや。ライヴが始まると、いつものごとく右のひとをガン見してしまうわたくし(たまには風間さんも見ようよ)。今日は緑色のTシャツだったな。前にも見たことあるような気がするあのTシャツ…。右のひと、エフェクタ(?)を手に持って掲げてぐわんぐわん飛び跳ねて暴れるんだけど、手に持ってるものは浮いてる(台に載ったり固定されたりはしていない)はずなのに、手以外の動きが激しすぎるせいなのか、なんか、むしろ手(と持ってるもの)だけが止まってて、そこを中心にぶわんぶわん遠心力とかで加速してってるみたいに見えてきて、すごいなあ…と。ほんと手の位置ぶれないんだもん、だって。あんなに身体は暴れてるのに、機器を持って掲げてる手の位置はぜんぜん動かないの。見えない壁に固定されているかのようにそこだけ不動で、身体のほうは時計の針が暴走してうねってる空想世界みたいにぐわんぐわんぶわんぶわんしてて。おもしろいなあ。あとやっぱ、あのスイッチの入り方がすごい、毎度ながら。3人同時の強烈すぎる瞬発力。見ててもう、心臓バクバクバクバクしてきちゃって、顔が勝手にニヤニヤとほころんできてしまった。いやー楽しいなあデラシネしょっぱなから頭振りまくってたら、開演前に飲んでたビールが回ったのか、なんだかくらくらしてきたり。むふー。貞方さんのドラムはジャガー君のよりもやや電子っぽい(?)なあと思った。時折デシデシデシデシいってる感じ(シャレじゃないよ…)(え?)。うん、あってると思う。
デラシネ終わったら前列の皆様はざっくり去って、新たな人々がやってきて、次がロレッタ。新しい曲はたぶん増えてな…い?のかな。2曲目のとき時津さんの歌がまったく聴こえなくて、あれー?とか思ったり。マイクに入ってないのかマイクが入ってないのかわたしの居た位置が悪いのか…ううむ。確か冒頭3曲続けてやったような気がする。出「あ、どうも、ロレッタセコハンです」。そのあとまた何曲か続けて、で、MC…だったかな。出「あの、今の曲で、イェアって言わないといけなかったんですけど、マイクが…ちょっと、こっちに向けるのを忘れてて、ちょっと…(ぼそぼそ)*3」客「(微笑)」出「あ、福岡から来ました、ロレッタセコハンです」客「(笑いつつ拍手)」出「えっと、その日によって、すごく喋るときと喋らないときがあります。今日は、最初がデラシネだったんで、ちょっと…黙ってる感じで(ぼそぼそ)」(…え?)「…デラシネのドラムは、僕、福岡でむかし一緒にバンドやってたんですけど…でも今はもう相手にしてもらえません…(ぼそぼそ)」(出利葉さんとよしださんて自虐コンビだったんですかそうですか…(違))。最初のほうは聴こえなかった時津さんの歌も、中盤の曲からは聴こえるようになっててよかった。ていうか出利葉さんが、片手でサックスを鳴らしながらもう片方で鍵盤も弾くという妙技(難易度高?)を繰り出していて、おおお!と。サックス吹いて歌って吹いて歌って…ていうのもあんまり他にやるひと居ないと思うけど、サックス吹きながら同時に鍵盤も弾こうとか思うひともあんまり居ないよね…。ギター弾きながら足でカシオトーンも鳴らすひとなら知ってるけども…(あれもあれで妙技)。もう現段階で両手と口を駆使してるから、きっと次に見るときは足も使って…るのかなどうなのかなさすがに無理かな。ていうか、サックス吹きながら鍵盤弾いて、プラス足で…何すんの?っていう話。エレクトーンのバスペダルみたいなの単品であればおもしろいのに…てのは常日頃思ってるんだけども(ないからカシオトーンなのかしらん…って、話題逸れてるがな)。むー。時津さんがホイッスルを吹く曲をやって、最後に「アイドンノウ!」の曲やって終了。たぶん10曲前後?やったのかしら。「アイドンノウ!」の曲は、出利葉さんがしっかり詞のついた歌をうたうんだけど、ひとは違うのに、なんかどこか豊嶋さんが居た時のうた(=豊嶋さんが歌ってたうた)とも空気が近いような気がした。いや、実際、違うんだけども。出利葉さんと豊嶋さんの声や歌い方が似てるとかいうことでもなくて。うーん、どう説明したら良いものやら…。ロレッタは、確かに、2人になってガラッと変わったんだろうけど…でも、なんとなく、このバンドの醸し出す色合いというか空気というものは、不変のような気がしてる、個人的には。豊嶋さん脱退て聞いた時は「えーそんなのもうロレッタじゃないじゃん…」くらい思ったけど、2人になってからのライヴを見てみたら、意外にも(?)そんなことなくて、やっぱロレッタはロレッタだなあ…って思ったし。やっぱりうまく説明できないけれども。つーか時津さんのドラムの音って特殊だよなあ…あれに似てる音ってちょっと思いつかない。ドンドカドンタン!な太鼓に、バッシーン!て鳴るシンバル。重くも軽くもなくて、パイ生地みたいに間に空気の層を挟んでる感じ。不思議。楽曲自体も珍妙だけど、プレイヤー個々の放つ音も独特だから、だから"不変"なのかな…結果的に。むー…まあ頭で考えて聴く音楽ではないと思うから、これ以上考えるのはやめとこ。次回はどちらも歌がもっとハッキリ聴こえるようになってると良いなー…とは思いつつ、でもやっぱりロレッタだいすきだなー…と。ほんと、バンドが無くならなくて良かった。アルバム(録音はまだ開始してないみたいだけど…)&次回ライヴ(予定はまだ決まってないみたいだけど…)が楽しみ!
ロレッタ終わってドリンクカウンターに飲みもの買いに行ったら、btb吉村さんが居られた。「え、よーさん誰見に来たの?」と思っていたら、頭の上のほうから声がして「あっ、え、何見に来たんすか?」って……いいいいいイサムさん!!!うわーうわー。最近MO'見に行ってないから、恐ろしくひさびさに見たよ生イサムさん…きゃあ。よーさんは「ん?まあいろいろとね…」とか答えていた。…そう、そのとき、わたしの頭上に電球がぴっかりんこと点灯したわけで…。よーさんが来てる→4バンドのうちどれかを見に来たのは間違いない(当然)→ていうかパニスマ?→このタイミングで見に来てる(しかもわざわざ秋葉まで)→近々btbとパニスマで何かある?→あっbtb企画@6/20SHELTERのゲストもういっこまだ発表されてなかった気がする!→もしかしてパニスマ!?みたいな。てゆうかbtbとナートとパニスマて! 祭 り だ 。キたよキちゃったよ…俺祭が。ダブルfカム(=砂上)には及ばないが、これにかなり肉薄する素敵メンツですよ奥さん!きゃー!……ああいや待て。まだそうと決まったわけではないよ…うんうん、落ち着けわたし。
3番目はアマゾンサリバ。初見。ゼニゲバのひとがギターてことしか知らなかったんだけど、メンバー出てきてすぐ、あっドラムのひと見たことある!て思って*4。髪の毛が虹色で、ズボンも青と黄色とピンクのネオンみたいなチェック柄、上半身は裸でやたら一人だけ若い(とか言うな)。ベースのひとはギターのひとよりは若いんだろうけど…な感じ。たぶんベースのひともなんか凄いひとだったはず…(どらびでお?のひとだっけ?違ったらすみません)。どちらもぽってりした体型で、ぱっと見はあんまりバンドのひとっぽくない。だけど、一音鳴らしたらもう、ドカーン!と。きたーーー!音でかっ!!!ギターもベースもドラムもものすごい爆音。アンプからこちらに突風が吹き付けてくるくらいの勢いで爆音。うわわー。ドラムのひとがすんごいノリノリで身体を横に揺らしながら叩いていて、おもわずこちらも楽しくなってきてしまう。つーかギターの音がむちゃむちゃかっこいい。腕も手も指もぽっちゃりしてるし、知らないひとが見たらただのおじさんなんだけど、演奏がやっぱりさすがゼニゲバのひとだー!な感じ。でもなんかちょっと顔が土色ぽかったから気になっていたら、MCで「先月まで入院してまして…」みたいなことを仰っていた。あああ…そうなのか。ベースのひとが「田畑君復帰ライヴでーす!」って叫んで、両サイドぐわーってなって、気付いたらけっこうたくさんのお客さんが前のほうに集まって踊り狂っていた。序盤でドラムのひとが「原始時代から音楽をかけて踊るっていう文化は続いてるんだから、もっと踊れー!!!」みたいなことを関西弁?で叫んでて、前方を煽ってたっていうのもあるのかしら。あの盛り上がりはちょっと凄かったなあ。なんだかえらい楽しかった!ドラムセットが前のほうに出てて(ギターとベースとぜんぶ横並びで)全員音でかくて、ちょっと耳は痛くなったけど、とにかくやってるほうがテンションたかくて、こちらもついついのってしまったような…。あーあ、またお酒が回っちゃったよ…アハハン。ドラムのひとが1曲終わるごとに立ち上がって後ろの台にあがってぐるっと戻ってきて何か叫んでいたり、ベースのひとは演奏凄いのにMCがゆるゆるだったり、ギターのひとが何回も前のほうに出てきてギターを縦にして弾いてたり。グドマンでこんなみんながわーわーなるライヴってそうそう無いような…。いやー楽しかった。こんなんだと思ってなかったから、良い意味で期待を裏切られた気分。やっぱライヴって楽しいな。うんうん。
そしてトリがパニスマ。かなりひさびさ。セッティングのときにジェイソンのセットリストが見えちゃって、ほとんど新アルバムの曲ばかりのようだったので、いろんな意味でドキドキ。幕が上がって、真ん中にどーんとやっさんが仁王立ちしてて、よしださんは左側。鍵盤はそのままだったけど、ギターがまたレスポに戻っていた。ぶらっくふらっぐー。よしださんの今日のTシャツはデ−トコ−スペンタゴn(以下略)で、上にストライプのシャツを羽織っておられた。石橋さんは濃赤のちょうちん袖のブラウスに濃グリーンのスカート、中にジーンズ…だったかな。そうそう、パーマかけてたの石橋さん。つやつやの黒髪で、パーマ。んふ☆(わたくし自称石橋ギャルですが何か)(よしださんはOLにモテたいらしいので、女子会社員ではあるがOLではないわたくしは、こんごは石橋さんひとすじです☆なんてなんてなんてね!) アルバムの曲のタイトルがわからないのでセットリストとかは書けないのだけど、確か、序盤にアルバム曲数曲(pop songとか)(→MC)→出利葉さん参加でGhostSubway(→MC)→アルバム曲2曲→StiffLittle〜→だだーっとアルバム曲(最後はSo Close〜(→MC)→Goodbye)→アンコールでFREEDOM IS THIS、みたいな流れだったような。最初の曲からすごい思ったんだけど、パニスマ、むちゃくちゃ聴きやすくなってた。今までは、ギターがでかすぎたりノイズがすごすぎたりして歌があんまり立ってなかったんだけど(それはそれでわたしは嫌いじゃなかった)、今日の音は、とても歌が前に出ていて、全体的に耳心地の良い音だった。いっこいっこの音のカドとかトゲとかが取れてまるくなって、ぜんぶがまっすぐ素直に鳴っているようなかんじ。正直、最初は「え?」て思った。戸惑った。トンガッててキレキレでノイズがぎゃんぎゃんいってて…ていうのがイメージだったから、んんん!?って思った。だって冒頭からいきなり石橋さんフルートだよ?なんかやたら全体的にまろやか風味だし…!えええどうしたの?みたいな。1曲目はよしださんは横を向いてずっとおんなじ繰り返しをジャーン!ジャーン!てやってる感じで、いつものぎすぎすギリギリみしみしツンツンした黒〜い重〜い空気はほとんど出てなくて、これにも「あれー?」て思ったり。つーかわたし、アルバムの曲ってFighting〜くらいしか聴いたことないと思ってたんだけど、pop songはこれ、以前ライヴで聴いたことある気がした。各フリペ等のインタビューを読んで「どんなんなの!?」て一番気になってたのがpop songだったんだけど、あああれかー…って、ちょっと拍子抜け(←ていうか構えすぎ?)。インタビューでは歌詞について結構突っ込まれていたりしたから、じゃあ歌詞を聴こうかしら…と思ったけれど、わたしの位置だとやっさんのベースの音に負けてよしださんの歌があんまり聴き取れなかった*5。むう。よしださんが「えーと今日は福岡からロレッタセコハンが来てるんで、せっかくなんで、1曲…」みたいなことを言って、出利葉さんがステージに登場。よしださんは客席に向かっていっしょけんめい出利葉さんを紹介(?)しようとしてるんだけど、出利葉さんはすんごいマイペースで、たぶんほとんど無視してた。吉「あーの、あれいつだっけ?何年…ですかね?」出「(ぜんぜんきいてない)」吉「…ねっ(出利葉さんの袖を引っ張って→)何年やっけ?」出「え?ああ何?」吉「サードアルバムやからー…何年やっけ?にせん……?」出「え?何?」吉「にせん…いちねん?かな?」出「…2003年?」吉「えぇっ!?」出「("わっかんねーよ"みたいな顔)」吉「(→やっさんに)あーの、サードアルバムって何年やっけ?」保「サード?2001年だね」吉「あっ2001年だそうです。その…2001年に僕らが出したグラスホッパーズサンていうアルバムの中で1曲吹いてもらってるんですけど、その曲を…やります」(…誰も始まらない…)「えー…ゴーストサブウェイ、やりまーす」。始まる前は、わーい出利葉さん参加ー!石橋さんボーカルー!てテンションあがったけど、やっぱり位置のせいなのか、前半はサックスも歌もぜんぜん聴こえなくて、ちょっとイラッとしてしまった。まあそもそも自分が悪いんだけども…。でも後半になったらちゃんと聴こえてきてたんだけども…。うーん。音はいっぱい重なってるのに、前までのパニスマみたいにごっちゃりしてないというか、それぞれの音の輪郭が際立っているというか、空間をきっちり棲み分けてる感じだったなあ…やはり。出利葉さんが入って音数が増えた分、ここまでのほかの曲達よりはやや混沌としていたけれども。んー。出「(曲終わってちょこっとお辞儀して即撤収)」吉「出利葉君でしたー」(出利葉さん無反応でずんずん去ってゆく)吉「(既にステージ袖に辿りついてドアを開けようとしていた出利葉さんに→)ありがとねー……(フェイドアウト)」。ていうかドライすぎるよ出利葉さん…よしださんちょっとかわいそうだったよ…(やさしいほほえみ)。吉「えー、ハイライトがもう終わってしまいました(笑)。では、引き続き、先日出ましたアルバムの曲をやりたいと思いまーす」。(…あれ?pop songてこのあとだったっけ?記憶曖昧) 2曲くらいやってそのまま続けて石橋さんボーカルの「Stiff Little〜」へ。GhostSubwayよりは歌は聴こえてた、良かった。わたしはパニスマの歌は石橋さんでもよしださんでもどっちでも好きなんだけど、ライヴでは、石橋さんの歌はよく聴こえないことが多いので、よしださんが歌ってるほうが(ライヴで聴くなら、より)楽しめるかな。でも、石橋さんの歌ってるときの横顔のえくぼがたまらなくキュートなので(←自称石橋ギャル的目線)(何)、石橋さんが歌ってるのもたまには見たいという。わがままっつーかただの変なファンでごめんなさい。どこらへんでだったか忘れたけど(確か後半)、めずらしくジェイソンが弦を切ってて、よしださんがやっさんにMCをふる場面が。と思いきや、なぜかよしださんがやっさんにインタビューする形式に変更されていた…けれども、微妙に成立せず。吉「(唐突に→)パニックスマイル15周年!アルバム発売!おめでとうございまーす!パチパチパチパチ(ひとりで拍手)」保「???」吉「どうですか、ねえ?アルバム!」保「・・・え?」吉「ほら、俺がインタビューしてんの、やっさんに」保「…あ、ああ、そうなんだ…。アルバム……んー…そうですねえ…」吉「(ふっといて自分で喋りだす→)我々15周年でね、まあまだまだ子供*6って感じですけど。今月はレコ発ツアーもありますし、来月は、btbの20周年企画に呼んでいただいたり」(やっぱりキターーーーー!!!!!)「あと突段の30周年にも呼んでいただいたりして…ね?」保「うん」吉「で、今日はグッドマンの11周年てことで…。おめでとうございまーす」(場内拍手)。んー、正直、新アルバムの曲たちというか最近のパニスマの音というか、こういう感じなんだー…て思って、確かに聴きやすいけど、わたしは前のアルバムの曲とかもっと昔の曲とか以前のライヴの音とかのほうが好きかなあ…なんてぼんやり思ったりしていたのだけど、後半、deceiverとかSo Close〜とかGoodbyeとかを聴いたら「あ、これはこれでやっぱり好きかも!」てなった。deceiverはソロライヴで歌詞の朗読(?)を聴いたときに描いていたイメージとかなり近い楽曲で、おおお!やっぱりこうゆう感じできたか!って思ったんだけど、意外だったのは、「I'm deceiver」ていう部分をよしださんと石橋さんでハモっていたということ。これは想像してなかった。わたしずっと疑問に思ってたんだよね、なんでパニスマはよしださんも石橋さんも歌うのに、ふたりはいつも別々で、重ねるということをしないのだろう?って。まあ何かファンにはわからんこだわりでもあるんだろな…とか勝手に解釈してたけど、それはあったのかなかったのか、あったとして何だったのか、そういうのはぜんぜんわかんないんだけど、ていうかそんなことは実際どうでもよくて、ああ重ねるの良いなあって思った、単純に。よしださんの淡々とした歌に石橋さんのせせらぎみたいな声がふんわりと重なることで、この曲のずしんとした混迷感(?)が逆に強調されていた気がする。あえて鋭利であることとは真逆の要素をのせることで、むしろその輪郭が際立つというか。イメージとしては月明かりも無い曇天の夜空の下を無表情でとぼとぼ歩いているような感じなんだけど、それは画面を真っ黒にしても伝わらないから、だから黒に薄くベールをかぶせることで映像を浮かび上がらせているのだなー…と(なんだか意味不明な表現だけども…)。結論:よしださんと石橋さんの歌が重なるの良い!!!So Close〜とGoodbyeがふつうに良メロ(こころにぐっとくる名曲の類)だったことにもびっくりした。ていうかこれはpop songて言わないの?we can writeじゃないの?違うの?(わたしはどうにもポップの定義がよくわかっていないのだけども…) あと、どれかの曲で石橋さんがフルート吹きながらドラムもやっててすごかった。出利葉さんもすごいが、石橋さんもすごい、まさに離れ業。かっこいー。ほんと、しばらく見ないうちにパニスマはすっかり変わっていたよ。なんか、売れそうな感じ(変な意味ではなく)になってたよ。すごいよ。びっくりしたし感心した。すごく新鮮な気持ち。でもなあ…なんかなあ…やっぱパニスマていったらよしださんのぎちぎちなギター(もしくは鍵盤)を聴きたいよなあ…という心残りがわずかにわずかに。鍵盤は終盤ですこし弾いたけれど、ピアノみたいにきれいな音で満天の星空みたいにきれいなメロディを鳴らしてて、あれ…よしださんてピアノやっておられたのでしたっけ?鍵が壊れるくらい暴れまくって叩き弾いてたひとと同一人物ですか本当に?みたいな。いや、それもそれで曲は良かったし、もちろん嫌ではないのだけど。なんていうか…1曲くらいは激しくブッ壊れてほしいかも…とか思ってしまったり。ジェイソンは拡声器で叫んだりいろいろしてて「どうしたジェイソン!」みたいにおもしろがれたんだけど、よしださんのこの変化(?)は個人的にはなんだか…ちょっと…足りないんです…なんてなんてなんてね!うん、全体的にはすごく良いんだけど、良いんだけど、でも…。破壊的でグッチャグチャでカオティックでノイジーで負のオーラ撒き散らしまくってて毒々しくて皮肉に満ちていて…っていう、つまりは"黒い"よしださん…ね。わたしはそれが見たいんじゃー!と思ってしまったわけで。だってだって、なんかMCも今日はソフトだったし…。出利葉さんややっさんにあんまりかまってもらえなくてちょっとしょんぼりしてたりとか、そんなのただかわいいだけじゃないかー!みたいな(なにいってんのおまえ)。黒になれ!黒に塗れ!白を黒といえ!赤信号で進め!死んで生きろ!生きて死ね!ノーフューチャーーーデストロイッ!…てモモコラム@MO'公式かよ自分…!(ていうかぱくるなよ自分…)。あーもう。今のパニスマも良いんだけど、良いんだけど、良いんだけど、でも、なんだか物足りないの…みたいな。ううう。1曲で良いから「ウギャー!」てなりたいのよわたしは!キィイッ!と心の中でハンケチを噛みつつ本編終了、アンコールへ。何やるのかなー?と思ったら、FREEDOM〜だった。うええ…手拍子できませんリズム感皆無ですごめんなさい…とか思いつつ曲が進み、その手拍子の箇所ではひたすらやっさんの手元を見つめつつやりすごしていたら、後半、よしださんが、すんごいギターソロ(ていうの?)を見せてくれて。うわわ…きたよきたよ壊れたよこれだよわたしが求めていたよしださんだよウギャー!!!引き攣ってつんのめって、あの耳がおかしくなりそうな音で、ギュイギュイギュイギュイと。いやあああああああ…!(←たのしすぎて脳内半狂乱)。なんだよー。もー。最後にこれかよー。はあ…。なんかちょっと安心…じゃないけど、ううむ!と勝手に納得。またbtb企画で見るの楽しみにしてようっと。つーかSo Close〜とGoodbyeは誰彼構わず聴かせたいくらいほんとに良い曲だと思った。以前までの曲だと、ちょっとおすすめする相手を選ばないといかんな…だったけど、この2曲(ていうか新アルバム)はもっと気軽に「聴いてみ!」てすすめて回れる感じがする(…つまりこういうのをポップて言わないのか違うのか)。おニューなパニスマ、良いねー。良いねー。でもやっぱダークなよしださんも欠かせないよねー。なんてねー。ははははは。(勝手に理想を抱くのは痛いファンの証拠ですy-kさん)(ごめんなさいごめんなさい)

(来月フコーカ行ったらロレッタの曲が流れるホカ弁(?)のCM一回くらい見られるかなあ…)

*1:彫りの深いお顔立ちなので一瞬海外の方が入ったのか?デラシネったらさすがワールドワイド!とか思ってしまった…違うよっての。

*2:北海道弁。「ひどい」「めちゃくちゃ」みたいなニュアンスでどうぞ。

*3:曲を始める前にマイクをちゃんと口の近くに寄せておくのを忘れていたので、サックス吹きながらいちおう歌ってはいたのだけど、マイクが遠くてちゃんと声が入っていなくて…みたいなことを説明をしたかったと思われる。

*4:どうやらZUINOSINのひとだったらしい。ZUINOSINたぶん見たこと無いんだけどな…でもこのひとには見覚えがあるんだよ…いつ何で見たんだろう…。

*5:バンド全体の音としては歌が立ってる感じだったんだけど、わたし自身はちょっと歌が聴き難いところに居たっぽい

*6:単語は違ったかも?「若輩者です」みたいなニュアンスの何か。どうもこういうのすっぽり忘れちゃうんだよなあ…orz