吐露

　
たにぐちさんセットリスト
・新曲
・緑色の光線
・新曲
・（ギタリストを殺さないで(by吉村秀樹)）
・新曲
・新曲
　
以下MCメモ
　
　
・どうもこんばんは谷口です
・今日は、スナイパーズカンファレンスというタイトルで、浅野君と向井君を呼んで、出てもらいました。たくさんの方に見に来て頂けて嬉しいです
・1人でやるということは…こう、バンドでやるのよりも緊張しますよねえ。バンドっていうのは、それぞれの音のぶつかり合いというかお互いに薙ぎ倒して行く感覚に快感をおぼえたりするものなんですけども…。ああでもどっちもか。どっちも緊張しますよね(笑)
・1人でやると、バンドでやるのとはまた違った感じで…それをまたバンドでやるのに還元して、進化していけるんじゃないかなって思っていて
・本当は今日はスペシャルゲストをお呼びして…お呼びするつもりだったんですけど、レコーディングが…ミキシングの最中ということで、出てもらうことが出来なくなったので、最新の曲を、ギタリストを殺さないでという曲をね、出来立ての、書き下ろしたばかりの曲を、弾き語りでやってもらいましたので、ちょっと今からテープを、流しますので、僕と一緒に聴いてください
・(渋谷の皆さんどうもこんばんは、ブッチャーズの吉村です。今日は、谷口君に呼んでもらっていたのですが、レコーディング中で、行けなくて…。すみません。えー、それでは、ギタリストを殺さないでという曲を聴いてください)
・このテープを流す間どうやって間を持たすかっていうのが今日の課題だったんですけど、…無事、よかったです、ありがとうございます
・あの、息継ぎ、息継ぎっていうのはね、大事…ていうか、良いのかなあ…って、さっき裏で浅野君とも話していたんですけども。あの、息継ぎっていうのがね、こう、習いに行こうかなって、考えているんですよ。ちょっと、ね、行った方が良いかな…って、あの、これ、僕ちょっとへこんだ話なんですけれども。あのね、あのー、自分で出てるって思ってても出てないんですね、あの、これ、その、あのね、すごく、こう…自分でも、ガッカリしたっていうか。年のせいなのか、最近、自分では出てるって思ってるんですけど、出てないんですよね、出てるって思ってた音域が…高い部分のメロディが、こう、曲も作ってね、あの…レコーディングをね、ちょっと録ってみようって思って、曲も全部作って歌詞も書いて、思い入れたっぷりでこう…最後の盛り上がりのこう…ウワッてなる部分の…アレンジも完璧で歌詞も書いてあとは歌…で、僕は出てるって思ってこう…情感を込めて歌ったんですけど、周りの人がね…メンバーとかが「いやあ、けんちゃん(声)出てないよ」って言うんですよねえ。「いやいやそれは君だけだろう」なんつって他の人にも訊いたら「出てないです」「出てないですね」って。…ショックでしたねえ(苦笑)。自分が出てるって思ってても出てないというか、こう、曲は作ってるんですけど追いついてないというか…。なので、ちょっと、その…(高い音域の声が)出るようにね、行ってみるのも良いかな…と。ちょっとね、行ってみようかな…なんてね、思っています
・あの、なんでしょうね、ええっと、話そうと思っていたことを、実際ここ(＝ステージ)に立つと忘れてしまうんですよねえ…。もっとこう、皆さんと共通を作るために、共通の…なるべくこう、社会的なことであるとか巷で話題になっていることだとか、そういうことをね話そうと思っていて、俺はもっと皆さんと共通の…わかりあえる話をしようと思っているんだけれども。どうにも自分の身近なことばかりを吐露してしまうので、よくないな…と思うんですけど。ええと、次回からは、ちゃんと、します(苦笑)
　
つーかトーキョウ復帰1本目に見たライヴがこれって…。
浅野君は以前見たときよりずっと良かったなあ。鳥の絵を出していて、僕を見たくなかったらその絵を見てください…みたいなことを言っていた。ちょう有名俳優さんなのに、僕を見たくなかったら…て。なんでそんな腰低いんだろ…。
アコエレって実はかなり初期の頃(無戒だった頃)しか見てなくて、最近のこの構成(前半アコ→後半エレ)で見たのは初めてだった。以前のゆるくて自由な感じはほとんど面影を残していなくて、終始ヒリヒリした演奏を聴かせてくれた。合間のMCは確かに可笑しいんだけど、初期"無戒"の頃のゆるーいおもしろさとは全然違ってた。どんどんどんどんストイックな方向に行ってるね、彼は。54とかdownyとか数年前までのスパルタとか、ああいう修行みたいなストイックで緻密で繊細でビシビシ緊張感が伝わってくるようなライヴをするバンドって最近あんまり居ない(以前はそうだったバンドも最近は方向転換しちゃってるのが多い)けど、向井君だけは、そんな時代(？)と逆走するかのように、まるでストイック一直線！だなあと。そう考えると彼はある意味すごく貴重な存在かもしれない(…とか言ってみる)。
谷口さんは2度めましてのあの「よーちゃんのテレキャスに憧れて買った」ギターで登場。企画者なのに2番手って何故。バンドver.であれらの曲たちがどう化けるか、非常に楽しみ。