ミュージック!!!

 
25組しか見られないという*1都内某所でのスタジオライヴ。
 
※このライヴの模様は、11月末に出るというアルバムの初回特典DVDに収められるそうなので、それらのネタばれ等が嫌な方は以下は読まないことをお勧めします。
※一応、曲名や歌詞に関する部分はすべて白文字にしています。
 
 
20分ほど押して入場。ほんとに狭いスタジオ内。かなり見づらい位置に押し込められたのは確かだけど、ふだん見られないものがいろいろ見えた*2からまあいいかな…と。スタッフの説明(=トイレは始まる前か曲間に…とか、もし演奏ミスや音響の問題等があった場合は全部終わった後にその曲だけまたやり直し→終了予定時間オーバーということもあるかも…とか)のあと、また10分ほど待たされて、やっとメンバー登場。
 
服装めも↓。
下:白地に紺のボーダー半袖T+ジーンズ。紺のカーディガンを着ていたけど、演奏前に脱いでいた。スニーカーはPro-kedsの白。いつものベルト。帽子は白。
州:黄色のアロハ+水色の半パン(膝上15センチくらい/スウェットではない)+いつものスニーカー。
佐:いつもの格好。
 
州「どうですか皆さん、ここ、狭いしなんか妙に寒いですが…。でも楽にしてていいんでね。疲れたら座ってもいいですし」
1曲目「Living in the city」2曲目「Magic」。なんか3人もお客さんも硬い。
州曰くこのライヴはアルバムの収録順通りに12曲演奏しますとのこと。なので一曲ずつ丁寧にやっていきますとのこと。(今日は州がメトロノームを持って来ていて、1曲ごとに3人でテンポの確認をしていた)
州「皆さん緊張してますか。僕らもまだこの空間に慣れてないんでね。じょじょに慣れていきましょうか」
下「うん、そうだね」
州「(唐突に→)よっし、飯食いに行くか!」
下「え!今から!?」
3曲目「世界のエンドロ−ル」。ささき君が盛大にミス。しもおか君苦笑い。
下「ここミスりそうミスりそう言ってたらほんとにミスってるし」
州「だからさあ、俺、そうゆうとこで2拍あける曲はやめようって言ったのに!!!」
佐「ああそうそう、だけど俺が"そこ絶対2拍あける!!!"言って…」
州&下「ほんとだよ!おまえだよ!」
下「よるよるっ(夜)てなってたもん。あーあ」
佐「うん…(しょんぼり)」
4曲目「ガ−ルフレンド」。こちらはノーミス。
5曲目「シムシティ」。正直、この曲は、最初に披露したネストを超えるモノは未だ見ていないからなあ…とか思ってあんまり期待していなかったのだけど、今日はものすごく良かった。やっとネストを超えた!って思った。
下「今日のシムシティはすげえ上手くいったよ。上手く出来たと思う」
州「うん、良かったね、今日は」
下「いっつもね、今日はいいよぉ…このまま行こう…とか思ってると最後のほうでコードがパニクるんだけど、今日はそうなんなかった。最後まで(調子が)もった。耐えた。うん」
州「そうだね。まあ、そういうふう(いいよと思ってると最後だめ)になるのはまだ小さい証拠なんだけどね」
下「・・・。」
州「皆さん今日は貴重なものを見ましたよ」
(そゆこと言ってないで毎回このクオリティでお願いしますよお三方…)
佐「(ごそごそ上着を脱ぎ始める)」
州「あ、けんたろうは、脱ぐの」
佐「はい、いつものように、脱がせていただきます!」
州「皆さん今日はアンセムを購入していただいて、来てくださったんですよね」
客「(頷く)」
州「うんうん、頷いておられますけども。やっぱりね、アンセムを買って来たからには、アンセム、聴きたいですよねえ?」
佐「お」
州「そのアンセムを、次に、やります!」
客「おおおおお!!!」
佐「(オドオド)」
6曲目「アンセム」。
半分終わったところで州がスネアを交換。収録だから、一度チューニング…じゃなくて、交換…だったのかな?
7曲目「摩天楼」。ささき君、なかなか快調。
下「次の曲だけ、ほんとにどこでも披露してないんじゃないかな…」
州「ああ、そうだね」
下「うん」
州「次の曲にはしもおかあきらの優しさが詰まっています」
下「うん、愛が詰まってるね」
州「優しさ溢れる曲です。皆さんも優しーーーい気持ちで聴いてください」
下「(笑)」
州「しもおかあきらのね、優しさが、溢れてるんで」
下「ええっと、じゃあ、スパイダー、聴いてください」
8曲目、本邦初公開の新曲「スパイダー」。ギターの中音のアルペジオから始まって、ベースがそれに重なる。歌詞は「部屋の隅にスパイダーの巣」ゆったりめに繰り返し→「愛してる〜」→「部屋の隅にスパイダーの巣」高音裏返り気味の繰り返し(サビ)→「僕が愛してるのはスパイダーの巣じゃないけど…」→「捕らえられた蝶〜」→「間違えたポジティビティ寝違えたネガティビティ」→「部屋の隅にスパイダーの巣」繰り返し…みたいな感じ。最後はしもおか君の口笛で終わってた(ぜんぜん吹けてなかったけど…)
州「今日演奏していて初めて、申し訳ない気持ちになりましたね…これで拍手をいただくというのは…」
下「(苦笑)」
州「すみませんっ!」
下「ああでもね、スパイダーの巣!って高くなるところは(声が)出ないから裏返ってるんじゃなくて、わざと出ないキーにしたの」
州「へえ」(←うわあ)
下「つーか、作ってみたら出ないキーだったんだけど、それでいこう!っていうか。気にしない!みたいな」
州「ふーん」(←きゃあ)
この時だったか次だったか忘れたんだけど、次の曲に行こうとして州が合図をしようとしたら、しもおか君が慌ててしゃがみこんで足下の紙(歌詞カード?楽譜?よくわからず…)をめくりながら「ちょっと待って!」って言ったので、州が「ちょっとだけよ♪」と。
下「…うるせえよ!!!(怒)」
州「ん?なあにー?きこえなーい」(←州はヘッドホンをしていた)
州「ええと、このライヴも、後半戦に差しかかってきましたけども。皆さん疲れてないですか?」
下「耳とか、大丈夫?」
客「(頷く)」
下「うんうん、それならいいんだけど…。じゃあ次の曲」
9曲目「公平なワ−ルド」。
州「次の曲ではね、ささきけんたろうが、暴れます」
佐「うん、はい、がんばります!」
下「(ささき君の方に近寄ってきてぼそぼそと→)けんちゃんけんちゃん、最後、ドンッ!ジャーン、ね」
佐「ああうん、わかった!」
州「ええ…生々しい場面をね、今、お見せしてしまいましたけども…。準備は、OK?」
佐「はい、OKです、いきます!(わっさわっさ動いて気合い入れつつ→)じゃあ聴いてください、エナジ−!!!」
10曲目「エナジ−」。ささき君かなり動いてた。(でも変顔はあんまりしてなかったらしい)
州「すごかったですね、今、ささきけんたろうのエナジ−が」
佐「うん」
州「なんかいっぱい飛んできましたね…ぼくのほうに…」
佐「あ…汁が」
州「もうやめてえええええ!!!って思いながらね」
佐「ごめん」
州「まあそんなエキス…エナジ−がね」
佐「ああ、そう、エナジ−が」
下「あのさあ、俺、今、こう(←ささき側を向いてぱっと開脚)なった時、脚、攣ったんだけど」
州「は?」
下「あっ痛!みたいな(と言いながら左腿をさする)」
州「なんなんだこのバンド…ひとりはなんか撒き散らしてるしひとりはおじいちゃんだし…」
下「痛ぇ…」
州「大丈夫?」
下「うん、大丈夫!」
佐「ええと、次の曲は、僕が18、9の時に作った曲と、最近作った曲を合体させて作った曲なんですけど、シングルのカップリングにも入ってるんですけど、すごい思い入れが強い曲なんで、アルバムにも入れたい!って言って、入れることになったんですけども」
州「うん」
佐「そ、そういう、あの」
州「うん」
佐「あの、その、あ…、そういう、思い入れの強い…曲です!」
州「(無言でささき君をみつめる)」
佐「あ、あの、やります!この気持ちは僕のもの!!」
11曲目「この気持ちは僕のもの」。入りのギターとベースが合ってなかった…。
州「ええ、今日のこのライヴも、最後の曲となってしまいました」
下「こんな日曜日に、来てくれて、みんなありがとう!」
佐「ありがとうございました!」
下「じゃあ最後」
12曲目「」。これで終わるアルバムってちょっとすごいかも…。
これでとりあえず本編(?)は終了。一通り音のチェックをした後にやり直しをする曲があればやる…とのことだったけれど、しばし後、もちろんメンバー再登場。そりゃあねえ……。(ちなみにささき君はやっぱり上着をもう一回着て出てきた…笑)
州「ここはあなたから説明してください」
佐「あの、えっと、3曲ほど、やり直しを、させていただきます!」
下「またさっきと同じ曲なんですけど、すみませんが、聴いてやってください」
佐「あの…俺…なんか…不自然……?」
州「ん?」
佐「最初の方の曲のはずなのにもうシャツびっしょり…みたいな」
下「始まる前にウォーミングアップいっぱいやったことにしとけば?」
州「ははは…」
佐「俺もう使用後なんだけど…」
というわけで、やり直し再収録開始。
下「俺、さっき、すごくよく歌えてたと思うよ?(ぼそり)」
州「しょーがないじゃない!忘れようよ!」
下「えー・・・・・(ブツブツ)」
下「ええっと、それじゃあ、もう1回、聴いてください、Living in the city
ええとこれ、どこがどう悪かったのか謎なんだけど…。すごい丁寧にやり直してた。なんか、悪くは無いんだけど、ああゆう演奏って、変に肩に力が入ってる感じがしてちょっときもちわるい…かも。
下「よっし、じゃあ、次、よるよるっ!ってなったやつ、やろう!」
佐「はい!」
州「もう1回(ミス)やってほしいね、いっそもう、お前には」
佐「え、え、え」
下「もういいよ…(げんなり)」
州「みなさん疲れてないですか大丈夫ですか。疲れたら座ってもいいですよ。…あ、けんたろう、お前座ったら?」
佐「え!?」
州「うそうそ…」
佐「じゃあやり直し2回目!世界のエンドロ−ル!聴いてください!!!」
やり直し2曲目は「世界のエンドロ−ル」。今度は例の箇所もバッチリだった。で、ここでスタッフさんに促されて上着を脱ぐささき君。
下「あれ!?」
佐「脱いでます!」
州「なんで脱いでいるのかな」
佐「え」
下「暑いから脱ぐんだよね?(←わざとらしく)」
佐「いや、違うんだ
州「違うのかーーーい!」
(※次にやり直す曲をさっきやった時に上着を脱いでいたから合わせたという…)
下「今、ノってくるのかと思ったのに…ねえ?」
州「違うんだ!って、ねえ?」
佐「うん、いや、あの、うん、今から、やるぞ!みたいな」
下「それで(上着脱いで)辻褄合わせるんだ?」
佐「そうそうそうそう」
州「ちっちゃい男だねえ!」(←うわあ)
佐「や、あの、えっと…(オドオド)」
下「(笑)まあなんつーか、出来あがりはガッチャガチャの内容になってると思いますけど」
州「みんな、今日のことは内緒ね!!!」
下「(ささき君のほうに寄ってきて→)けんちゃん、あのさ、最初、どうする?ギターとベースがあわねえんだよ…。こう、ジャーンジャーンジャーンくらいにする?速くする?(ぼそぼそ)」
佐「や、うん、今ので大丈夫(ぼそぼそ)」
州「リハーサルで練習して来いってんだよ!
州「…ああ、でも、練習では出来てたのにぜんぜん違うのになっちゃったのか」
下「そうそう」
州「…って、なんか、すみませんねえ…ほんと」
3曲目のやり直しはやはり「この気持ちは僕のもの」。ものっすごく丁寧にやってたから、今度はキッチリあってた。
下「よっし!うん!終了?」
州「ここでひとつ提案がある。もう少し何かやろう」
下「え!?何?」
州「何か、すこし、ねえ?やりましょう!」
客「(拍手)」
州「何が聴きたい?」
客「BGM!」
下「お!」
州「じゃあ、喧嘩になるから、この人(=ささき君)の曲も何か」
客「スピ−ド!」
州「うん、じゃあ、それでいこう」
下「みんなやっぱ、アゲアゲな感じがいいんだねえ!(ニッコリ)」
下「よし、アゲアゲでいこう。いつもの感じでいいんだよね?コールアンドレスポンスも、いつもの感じで!」
州「コールアンドレスポンスあったんだ?」
下「うん、がっつり、がっつり返してください!!!よろしく!」(←ちょう気合い)
というわけで、オマケでBGMとスピ−ドを演奏。ここは収録されるわけじゃない(カメラは一応回ってたけど…)からか、メンバーもお客さんも、さっきまでの緊張がウソみたいに、やたらめったらハジケてた。しもおか君は歌詞間違えまくってたし、ささき君は声が全然出てなかったけど、でもすごく楽しかった。最後の最後でやっとお互いに打ち解けられた感じ。
州「御清聴ありがとうございました!!!」
なんだかんだで予定時刻を1時間以上過ぎていて、18時半過ぎに収録終了。冷房効きすぎですこし寒かったけど、いろいろ聴けたし、かなり楽しかった。やり直しのときの様子とかを見ていても思ったけれど、しもおか&ささきのフロント2人は、ほんと、負けず嫌いなんだなあ…と。やり直し自体を嫌がってる風だったりとか(特にしもおか君)、ミスやら何やらを指摘されてキレてるのとか、そういうの見てても。州はいろんな意味でオトナというか、2人をうまくまとめてるなあと思った。ほんとにうまい組み合わせの3人なんだねえ…魚さんは。
もしかするとしばらく彼らのライヴは見られないかもなので、蝦夷とここで見ておけてよかった。当選してわたしを誘ってくれた友人に感謝!!!
 
どこであったか忘れたMC追記↓。
州「ええとアルバムは…まだ日にちははっきりとは決まってないんですけど、11月末に出る予定です。ほにゃほにゃほにゃほにゃ…っていうタイトルでね、ほにゃほにゃほにゃ円くらいで、出ますので」
下「特典の分はもちろん値段高くするけどね
州「えええっ!(←わざとらしい)」
下「ふっ」
州「(特典ありでも)おんなじ値段がいいなあ〜僕〜〜(←ぶりっこ)」
州「…ええとまあ、そんなに高くない値段でね、出るんで。アンセムを買ったときのようにね、お手にとって、レジにね、持って行っていただければ…と」
下「うん」
 
州「あのね、Living in the cityは5月10日に出たんだよね」
下「へえ!よく覚えてるね!」
州「うん、あのね、次のシングルは5月10日に出しましょうってエピックの人に言われたときにね、俺がね、ゴトウビですね!って言ったの」
下&佐「え?」
州「そしたらね、うちのマネージャーのあらいさんもね、おんなじようにね、ゴトウビですね!って」
下「え、ごめん、意味わかんないんだけど俺」
州「いや、ゴトウビってね、俺とあらいさんと、そういうところで一致するんだなあ…って、おもしろいなあ…って、思ったんですよ」
下「え、いや、そうじゃなくて。ゴトウビって何?それはポピュラーな言葉なの?みんな知ってるもんなの?俺は知らねえんだけど」(←なんか超早口)
州「え?」
下「ゴトウビっていうのがあるんだ?なんかそういう日?みたいのが?」
佐「俺も知らない…ゴトウビ…(ぼそり)」
(わたしもしらない…ゴトウビ…)(え)
州「ああ、ゴトウビって…5とか10とかのつく日は道路が混むっていう…。あれ給料日だからなのかな?」
下「は???」
州「5日とか10にとか15日とか20日とか25日とか…は、道路が混むんだって。そういう日のことをゴトウビっていうの」
下「1ヶ月にそんないっぱい給料日あるんだ?
州「(笑)いや、そうじゃなくて」
下「ふうん…。でもゴトウビって、東京だけかもね。だって俺らの田舎、給料日とか関係ないもん、いっつも空いてるし」
佐「うん、いっつも空いてる、混むとかない」
州「ああそう」
下「都会だけなんじゃない?そういう概念自体がさ、俺らの田舎じゃ関係ないもん」
州「ああ…そう…なのかもねえ…」
下「都会だけじゃん」
州「うーん…まあ、そう、俺とあらいさんはね…うん…(笑)」
 
 
セットリスト
 
Living in the city
Magic
世界のエンドロ−ル
ガ−ルフレンド
シムシティ
アンセム
摩天楼
スパイダ−
公平なワ−ルド
エナジ−
この気持ちは僕のもの

−−−
Living in the city
世界のエンドロ−ル
この気持ちは僕のもの

−−−
BGM
スピ−ド
 
 
さらに追記メモ↓。
・ジャズコ+VOX(復活!)
・ジャズコのほうの台に「ROCK IS HARMONY」て白テープでロゴ作って貼ってあった
・ロフトの時マッドファズ2個じゃなかったっけ?1個しかなかった気がする…。戻したのかな?
・デジタルディレイも1個しかなかった気がするんだけど…気のせいですかそうですか。
・州がタンバリン付け間違えてた(要らないのに付けてて、すぐにはずしてた)とき、下&佐がそれに気づいたら、一回くらい逆襲できたのに…笑。ふたりともチューニングに必死でぜんぜん気づいてなかったもんなあ。
・やり直しのときのこの気持ちは僕のものでしもおか君が入りをミスってた…。もう最後のほうはしもおか君はかなりグダグダだった気がする。こういうときやっぱり、なんだかんだで結局はささき君のほうが頼りになるんだよなあ…と、ロフトのときと同じことを思ってしまう罠。(え)
・またMC思い出したので書いておく↓。
・下「俺らのふつうのライヴを見たことがなくて今日が初めてっていうひと居ますか?」
・客「(数名挙手)」
・下「お、おお、いるんだ…」
・州「初めてがこれっていうのもねえ…」
・下「初めてがこれっていうのも、またアレなんですけど、今度は、ふつうのライヴもぜひ、来てみてください」

*1:当てたのはわたしではありませんそんな強運は持ち合わせておりません

*2:具体的な内容はあまりにもマニアックすぎて書けません…