new world is coming

 
で、カブキチョー。

中は最初はかなり空いていたので、連休中とはいえども、やっぱり平日だからなー…と思ったけれど。開演が近付くにつれどんどん人が増えてきて、しかも若い男性客が意外に多くて、ちょっとびびる。あなろぐといえばSEはケイク…のはずが、予定開演時間を過ぎた頃から場内に流れ始めたのは、なぜか、蝉の声。みーんみーんみーんみーんじーじーつくつく…。確かに今日のこの真夏のような気温と天気にはぴったりだけれども。でもなんで蝉?…と思っていたら、その蝉の声がどんどんでかくなってゆき、しまいにはカッコーの鳴き声までもが。なんだろうこれ…メンバーの故郷の音のサンプリング…とか?(トーキョウでこんな蝉とかカッコーとか鳴いてるところ、あんまりないよね…?) そんな大自然系のSEに気を取られていたら、照明がじわじわと暗くなってきた。そして、下の人々が一斉にドドドッと前に。フロアの後ろが一瞬ほんとうにガラ空きになって、びっくりするというより、思わず笑ってしまった。ステージ上に順々にメンバーが登場。ささき君は今日も上着アリ。州は半パン(?よく見えなかった)。シモーカ君はニット帽ではなくて、茶色のつばのある帽子、上は白いテーシャツ(下はわたしの位置からは見えず)。ちょっと伸びあがって見たら、アンプはたぶんVOXと…あれは何なのかな…。VOXが正面向いてて、もう一個(ジャズコ?)は真横を向いていたと思う。どっちも下に台かなんかがあって、高い位置に置かれていた。真ん中に3人が集まって、いつもの作戦会議。シモーカ君が前を向いてちょろっと目線を投げ、1曲目。…もぐら!シモーカ君のギターの一音目、歌い出しの第一声、その連なりだけで頭がきゅうっと絞られるような感覚に陥る。この音、この声。じわじわじわじわと沁みてきて、気付くと、頭のてっぺんからつまさきまで、たぷたぷに満たされてしまっている。あーもう、なんなんだろう。シモーカ君の歌はほんとうにすごい。すてきすぎる。ギターの音もなかなかにキレていて素晴らしいし。2曲目はハ−メルン。得意げにヴィブラスラップを鳴らすシモーカ君がおもしろい。ワンマン以来聴くのは2度目だったのだけど、照明はあの時みたいにはおどろおどろしくなかった。しかし、ボーカル別2DAYSの初日の冒頭にこの2曲を持ってくるなんて…やっぱりこのバンド、変だなあ。外はピカーンと晴れていて夏みたいな陽気に満ち溢れているというのに、この地下室のライヴハウスの中に蔓延していたのは、紛れも無く妖気だったのだから。州が「こんばんは、あなろぐふぃっしゅ………の、ジョンDAYにようこそ!」とご挨拶。横でささき君がごそごそと上着をぬいでいると、すかさず州がツッコミ「もうぬぐの?」。あせあせしながら「あ、はい、暑いです」とか言って、お客さんに笑われるささき君。その間、シモーカ君は一人黙々とチューニング。州「さっきから一言も発していない、ジョンですが…」佐「ジョーン!」下「あ、ジョンです!」。…ええと、いつからシモーカは犬になったんですか(違)。下「…明日、俺もお前(=ささき)のことポ−ルって呼ぶかんなっ(ぼそり)」。あー…この2DAYSってそういう設定なのか…(設定て何)。下「でもさ、けんたろうとか、ビ−トルズが好きな人からしてみたら、俺なんかがジョンとか言っちゃったら"何言ってんだよ!"って感じだったりするんでしょ」佐「…ああ、まあ、ちょっと」。うはは!ちょっと…て!ささき君!!佐「あああいや、嘘です、そんなことないでっす!」。…結局否定すんのかい。どこまでも腰の低いポ−ル(=ささき)。下「じゃ、鰯」で、鰯。だいぶおぼえてきたこの曲。つーか、前半はこうゆう感じで先々月の2DAYSとあまり変わり映えのしない選曲で行くのか…と思っていたら、「じゃあちょっと、なつかしい、最近やってない曲を」とか言って(古い曲…って言ったんだっけか…)、唐突にここで「テキサス」。うわーーー!もうきた、もうきちゃったよテキサス!!!どうしよう…泣きそう……とかちょっと思ったんだけど、まだ4曲目なのに、序盤でシモーカ君の声が裏返ってて、一瞬「…え?」となってしまった。後半は持ち直していたけど。今日は個人的予想で15曲くらいやるかな…と思っていたのだが、なんかちょっと…これはどうなのかな、と。うーん。いや、全体的にはテキサスはよかったけれどね…。そのまま続けてバタフライ。これまたひさびさ!この曲ではいつも州を見てしまう(なぜならドラムがすごいから)。らっせー!って、ほんとひさしぶりにやった。さっきの声の裏返りも、この曲の楽しさでちょっと忘れられた。下「今日は暑いですね。昨日、蝉の声とか、俺、うちでパソコンでちょいちょい(←両手の人差し指と親指をくっつけて前に出して縦に小さく振るジェスチャーをしながら)やってたんだけど、"これでもう少し暑くなればなー…"って思っていて。そしたら本当に今日はこんな天気で」。あああれ、シモーカ君が自分で作ったのか…(てゆうかパソコンで音楽作ったりする人なんだねシモーカ君…)。で、シモーカ君が「あの、俺、今日のために、江古田の地下にこもっていろいろ、練習とか、準備とか、やってきて…」とか言った次の瞬間に、シモーカ君の足下がビーッ!と鳴るというハプン。州「(江古田にこもってた)成果その1!」(ぜったいちがう)。下「じゃあ、公平なワールドっていう新しい曲を作ってきたんで、聴いてください」。おおお新曲!歌詞は多分言葉が3パターンくらいしかない感じ。サビでずっと「公平な公平な〜」みたいな。3人でガーッとコーラスが入る曲。良くも悪くもシモーカ曲だなあ…という。これで6曲目かー…ここからこうゆう新曲ばっかり続けてやるんだったらさすがのシモーカ好きのわたくしでもちょっと飽きてしまうかも…なんて、やや失礼なことを思い始めたところへ、ナイスな企画。下「ちょっとかわったことやるっ!レディオ!」(※=ラジオ)。ささき曲きたーーー!イントロから一気に世界観が変わって、あー…あなろぐのライヴはやっぱり2人の曲を交互にやるのがいいよな…と。わたしはダントツでシモーカ曲の方が好きな人間だけど、でも、ささき曲もないと、あなろぐのライヴって気がしないんだよね…結局。スピードとかすごい聴きたくなったし。しかしこれ、いつもと歌うパートが違うせいなのか、あなろぐの命であるところのコーラスワークがさっぱり良くなくて(サビの入りがずれるなんて…)(特にシモーカ君が…)ちょっとなあ…と思った。まあでもこれは「かわったこと」だし、そんなに完成度は求めてなかったから良いんだけど。下「えっと、じゃあ次は、りんごこと斉藤ボーカルで1曲やってもらいます!」。…え!?すぐさま州が威勢良く起立し、客席に向けてドラムスティックを高々と掲げると、場内は猛烈拍手喝采、大歓声。これジョンDAYなのに、州が一番人気て…。州「…ま、他人の曲ですけどね」。ゆったりとしたテンポで州が歌い始めて、前の二人がコーラス。うーらうらっうらっうらーーー。これ、誰の曲だっけ?前のほうを見ると、お客さんは、さっきまでとあまり変わらない調子でノっていた。…てことは、あなろぐの古い曲…なのかな(と、その時は思った)。わたしは新参者のファンだから、昔の曲はよくわかんないんだけど。でも、これ、はっぴ−えんどっつーか、そのへんの曲っぽいような…なんか聴いたことある気がする*1。まあいいや、終わってから誰かに訊くとしよう。州が満面の笑みで歌いきり、場内再び大拍手。下「今、飛び道具コーナーだから。なんでもやるよ!」州「悪かったな!飛び道具でっ!」。明日もあるのかな…りんごコーナー。一人で15曲(予想)歌うのはきつそうかな…とは思ってたけど、まさか途中で州に歌わせるとは…ね。これはさすがに全く予想出来ていなかった。びっくりした。下「今日はジョンDAYってことで、俺はまだトーキョウに出てきたばっかりの頃、ジョンという曲を作ったんで、それをやります」。これはほんとうに昔の曲らしかった。くらーい曲だった。ジョンはもう死んじまったけど隣のあの子は〜…みたいな歌詞。もぐらとかあのへんに近い世界観だと思った。けっこう好きな感じ。間奏のギターソロも良かったし。シモーカ君が水を飲んで「これ、はちみつが入ってるから、こうゆう色してる」とかなんとか。唐突過ぎて意味がわからない。お客さんが「ジョーン!」て呼んだら「はーい!」とか返事してるし。しかも、返事し終わってから「…今、呼んだの、誰?」て…(ささき君がふるふるふるっと頭を振ってて可笑しかった)。あと、ものっすごい汗だくでささき君が「今日は30度あったみたいよ」と言ったのでシモーカ君が「え、本当!?」と反応したら、すかさず州が「でも、お前(=ささき)のは30度は関係ないだろ!」と。下「うわー、すっげえええ!(シャツが)透けてるーーー!!!」「ポ−ルのやつ、シャツが透けてるぜ!(←英語の吹き替え風に)」。ジョン、ノリノリ。で、照明がすうっと暗くなって、州のドラムのカチカチスタタン…な音が入り、ナイトライダ−。きーたーーー!今日はどうしてもナイトライダ−→ナイトライダ−2の流れが聴きたかった。これやんなきゃジョンDAYの意味ないでしょ!くらいに(個人的)。もちろん続けて2もやってくれて、うわーい!と思ったのだけど、なんか、シモーカ君のギターにミスがちょこちょこあって、少しそれが気になってしまったりもした。歌はここはとても良かったのだけれど。2のほうはあと、ギターの音色もちょっと変わっていて、それがあんまりわたしは好きじゃなかった。好きじゃない…とまではいかないけど、前のほうが良かったな…と。なんか、モジュレーション系?空間系?(専門用語はよくわかんないけど…なんかエフェクタ)のミョミョミョミョーンみたいなのがちょっとうるさいなあと思ってしまった。シモーカ君、足下変えた(増やした)んかなー…。ここで2で終わったら一旦切るのかと思ったら、州がまだドラムをタツタツとやっていた。そして、シモーカ君が、ちょっと聴き取り難い声で「スリー」と。…ん?今、何て言った?スリー?ツリー?…スリーだとしたらもしかしてまさか……。メロディと歌詞に集中しまくっていると、やっぱり、夜、バイク。そしてサビに州&佐コーラスで「ヘッドライトテールランプヘッドライトテールランプ」!きた!! ナ イ ト ラ イ ダ − 3 !!! やばい、シモーカ最高!もういっそこれ、組曲「ナイトライダ−」で1枚ミニアルバム出しちゃえばいいのに!3、すんごいよかった。2のエピローグという感じの曲だった。これは是非音源化してほしい。1から通してCDでも聴いてみたい。終わって拍手が起こってシモーカが「ナイトライダ−、3も作っちゃいましたーぁ!イェーィ!!!」と言ったら、場内大盛り上がり。下「こいつ、懲りずにまた3かよ!みたいなっ」。うはははは!シモーカ最高!シモーカ最高!で、また、足下がビーッ!と。何踏んでるんだか知らないけどさっきからうるさいね…それ。州「成果、その2!」下「…こだわるね、そこは」。うん、もっとこだわっていいよ州(…え)。下「俺、ちょっと足下(=エフェクタ)増やしたんだけど、まだよくわかってなくて。それで、ちょっと…(間違って踏んじゃって雑音が…)」。あ、やっぱ増やしたんだ…。下「あの、俺、今日のために自分のCDとか昔の曲とかもいろいろ見てみたんだけど、あーこれしばらくやってない…これも最近やってない……とかいろいろあって、だんだんうわーってなって、どうでもいいやー!みたいになっちゃって。で、やっぱ、新曲を…聴いて欲しいなって思ったんで、新曲を、たくさんやってみたんですけど。それで、みなさんが、たのしんでいただけていたら…さいわいです!」。うーん、この話の流れからすると、もう古い曲は(今後もあんまり)やらないんだ…?ジョイナ−とか夕暮れとか…出かけた…もないっぽいね。はー…。下「えっと、で、俺は最近、街の曲ばっか作ってるんですけど、べつに街にこだわってるとか、街の何かが好きとか、そうゆうのは特にはなくて。街の何が俺はその…街の何が役に立つかって、俺はその、ケミカルウォッシュを…、特にあの、俺は、ファッションとか流行とか、そうゆうのの情報を集めているほうではないんだけど、街に出れば、ああ今俺ケミカルウォッシュは穿いたらやばいんだなー…とか、そうゆうのがわかるじゃないですか。街で誰もケミカルウォッシュ穿いてないから、今は穿いちゃダメなんだ…みたいな。そうゆうのが、街に出ることでわかるから、大事だな…って」…というような話をして(細かい部分うろ覚えだけど、つまり、街に出ればある程度世間の流れがわかる…みたいなこと…だったと思う)、そこからシムシティへ。やっぱりこの曲大好き。でも、前回ネストでやった時のほうが演奏はバキッとしててよかったかもしれない。歌も、今日はもう、ちょっと…だったし。とはいえ、やっぱり、サビに入るところの州のドカドカドラムとか、3人の爆音コーラスワークとかはとてもきもちがよくて。もっとライヴで何回も聴きたい曲だなあと思った。続いてはシティ。ぱーぱぱぱーーー。コーラス、だんだんささき君のほうが声でかくなってきた…いつもはふたり同じ音量なのに。インザシッティ!って振り絞るところ、ちょっと顔がつらそうだった。たぶんあともう少しだから!がんばれシモーカ君!(え) 下「あ、そうそう、5月に俺らの新しいシングルが、出ます!かなり、かなり、良い出来なんで…是非、聴いて、買って、ください。…というわけで、最後にその曲を。リヴィングインザシティ」。ネットの試聴も何も一切聴いてなかったから、本当に本当の初聴。シモーカ曲でシングルというからには、もっとキャッチ−(?)というか、サビでドカーン!みたいな曲かと思ってたんだけど。予想より平坦な感じで、あらあらまあ…と。シモーカ君らしい良メロ曲ではあるんだけど、シティやシムシティに比べたらだいぶパンチに欠けるような気がした。なんで今回2曲ともシモーカ曲なのかは知らんけど…これならアンセムとかのほうがシングルに向いt…なんてね!これで本編は終わり。やはり、計15曲。こう言っちゃあ何だけど、曲数の割に目新しさはあんまりなかった気がする。序盤の曲たちも、ここ半年くらいでなら結構やってる曲も多かったし。テキサス→バタフライの流れと、ナイトライダ−3は嬉しかったけどね。もっとレア!な曲とかやるのかな…とか、変に期待しすぎちゃってたんだろうなあ…。どうにも不完全燃焼な感が否めなかった、個人的には。たぶん、予想してたよりも早くシモーカ君の声がつぶれちゃったこととか、ギターのミスとかエフェクタ増やしたとか、そうゆう部分のマイナスもあったとは思うんだけど…。再びステージに照明が点いて、州、ささき君、シモーカ君の順に。下「ありがとう!」「……(謎の間)」佐「………う、うま!」。・・・・・・え?あの…何がしたいんですか御三方。州「あのさ、今のはね、晃はね、"ございます"って言って欲しかったんだと思うよ?べつにしりとりやってくれなんて思ってないからね?…ふっ。つーか"馬!"って、あなた。ありがとううま!ってさ…(苦笑)(呆れ顔)」。あああああなるほど!なるほどね!(はい、わたしもわかってませんでしたささき君のこと笑えませんごめんなさい) 佐「…あ、ああ、そっか…」客「ポ−ルーーー!!!」。アンコール、も・し・か・し・て・声が戻ってて、出かけた……やんないか…と思ったけど(←あきらめが悪い)、やるわけないよね…やっぱり。下「じゃあ最後くらいはお祭り気分で、ハロ−!」。客がどわーって沸いて、ジャストのタイミングでイントロに入るはずが、ドラムとベースだけ始まっちゃって、シモーカ君はひとりできょろきょろ(…ニョロニョロ?)(違!)。目線で「え?」っていうのを州に送ってるんだけど、州は「ん?」みたいな感じで構わずに曲を続けていて(たぶん、もういいからこのまま入って!みたいな感じ…だったのかな?)。しばし置いて、客席と州とささき君を交互に見て苦笑いしながら、シモーカ君もなんとか曲に入ってゆく。あーよかった…と、ここから曲に集中しようとしたんだけど…。なんかもう…フロアがとんでもないことになっていた。今日は若い男子が結構居るなーというのは冒頭から思っていたけれど、その男子達が…なのかなんなのか、フロアの前方2/3くらいがもう、モッシュ・腕振り・拳突き上げ・合唱・oioiの嵐で、まるで去年のCDJ再び…みたいな状態になっていて。あなろぐのライヴでここの床が揺れるなんて…ねえ?ライトもすごいチカチカしてて、楽器の音もばかでかいし、シモーカ君は声が枯れててヤケになってガナってる(?)し、ささき君もぐわーってなってて、なんか、もう、……何これ(苦笑)。すんごいね…なんか。ちょっと、あなろぐのライヴじゃないみたい…(すぱるたのピ−スの時とか後ろから見たらこんなんなのかな…もっとすごいのかな…)。シモーカ君がとても満足そうな顔でサイドに出て来てギターソロを弾いている様子とかを見ていて、ああでもこれは否定しちゃいけないんだな…と思った。あなろぐでモッシュなんて!とか、oioiなんて!とか、そうゆうのは、こっちの勝手なエゴでしかないのだし。お客さんはみんなそれぞれ自由にライヴを楽しむ権利があるし、何より、メンバーがこの状況を歓迎しているのならば…(実際はどうだったかわかんないけど、わたしには、シモーカ君はとても楽しんでいるように見えた)。続いてBGM。シモーカ君が顔を真っ赤にして声を振り絞り「ドゥーユースティルニードビージーエェッム?」と叫ぶ。こちらも大声で返す「ノー、サン、キューーー!!!」。これが3回繰り返されて、楽しいんだけど、シモーカ君は歌の前にあんなに叫んじゃって大丈夫なのかな…とちらりと心配になってしまった。まあでも、きっとこれでラストなんだろうし……まいっかー(何が)。よっしゃ、わたしもシモーカ君の声とともに燃え尽きるぜ!というわけで(…ええと明日のコーラスのことは考慮しないんですか?)(ああもういいよそんなの、だって明日は 後 夜 祭 だし)(えええ!)なんだかスッキリと開き直れたので、ここぞとばかりに盛り上がってみる。ミュージック!とか、もう、絶叫。キッズ達(?)にも負けない勢いで、絶叫。あー楽しい。もーなんでもいいやーーー(え)。シモーカ君だって人間だもん、そりゃ声くらい枯れるさ。最後はグダグダにもなるさ。それでもいいのさ。行くのさ(それはささき曲)。うんうん、もうね、出かけたやんないんだなー…って悟った時点で、ふっきれた。ドゥーユースティルニードビージーエェッム?×3でふっきれた。声が出てなくても、有り得ないくらいモッシュが起こってても、なんでもいいわ…って。わたしはシモーカ君の曲が好きで、あなろぐふぃっしゅが好きで、それだけでいいじゃない!と(若干投げ遣りだけど)(…え?)。だらんだらんのグデングデンになったシモーカ君が手を振ってステージを去り、ささき君が変顔しながら去り、最後に州が「ばいばーい」と言って去って行く。はいはいお疲れ様でしたー!楽しかったねー!みたいな。うん、これで終わりだと思ってたの、わたしは、完全に。明日もあるし、あの声だし、もう歌わない(歌えない)だろう…って。なのに、点いたの、すぐにまた、照明が。…え?あれ?まだやるの!? 州「(シモーカマイクで)ありがとーう」「(ささきマイクで)ありがとーう」。黒テーシャツに着替えたささき君が出て来て、よいしょっ!とベースを背負う。…え?ほんとにやるの?まじで?ちょっと遅れて出てきたシモーカ君が「ありがとーう!ジョンです!ありがとう!」と。…ああほんとにやるんですかそうですか。シモーカ君、声、すこしは回復してるのかしら…(でもここ、休憩30秒くらいだった気がするんだが…)。BGMの時のあの声で、まだ歌えるとは思えないんだけども…うーん。下「えー、ほんと、たくさんのお客さんが集まってくれて、うれしいです、ありがとう!…あ、明日は…!(ささき君を指差す)」佐「はい、明日は、わたくし、ささきけんたろうが、ポ−ルデイということで、やらせていただきまっす!」客「ぽーーーーるーーーーーーーー!」。すんごい客席が沸いて、ポ−ルコールみたいなのも起こって、ささき君が、カニみたいな奇妙な踊りで応える(…カニて!)。ささき君のテーシャツ、あれはビ−トルズ…なのかな?よく見えなかったけど。…つーか、あの声で(←しつこい)何やる気だよシモーカ君。この声で出かけたやったら、別の意味で泣いちゃうかんな!(てゆうか出かけたはいい加減あきらめないってば) 下「ほんとにありがとう、明日も来てください。じゃ、ほんとに最後、タウン」。・・・・・うわーーーーーorz タウン…タウンなのか………。照明がふっと暗くなって、下からぽわーっと明るくなってきて、ギターのイントロが鳴って、ベースとドラムが入って・・・・・シモーカ君の歌い出し……が………………( 絶 句 )。…あの、ええと、わたし、この曲のAメロ(?)のシモーカ君のやわらかーい歌い方というか声というか、それが大好きで。そこから「down(down)down(down)my world is down」って続いて行って、「だんだんダーン!」からパーッと広がるサビに展開してゆくあの感じが、ほんとうにほんとうに大好きで。つまり、このタウンという曲が、とてもとても大好きで。その歌い出しが…いつもならすてきな声で歌われるはずのあの部分が……(号泣)。ありえないくらい声がつぶれすぎてて、もう…。あんなひどいタウン…というか、あんなひどいシモーカ君の声って……(もうなにもいいたくありません)。まさか、まさか、最後の最後でこんな打ちのめされるなんて思ってもみなかった。いや、シモーカ君も人間なんだから声くらい枯r …わかるけど、それはわかるけど。でも、プロとしてお金取って見せてるライヴで(以下激略)。はーーー………。あまりにしょんぼりしすぎて、バースペースのソファに沈んで埋まってそのまま戻ってこられないんじゃないかと思った。こうゆう時に限って、話をしたいおともだちは見つからないし…!(ここ、携帯繋がらないから) あーあ。しょんぼりさ!しょんぼりさ!シモーカ君のb(自粛)! でも、ナイトライダ−3がすごくよかったし、合間のラジオも(シモーカ君のグダグダっぷりはともかく、タイミング的に)よかったし。出かけたはやんなかったけど、テキサスは聴けたし。もぐらもやったし、バタフライもやったし。州の歌もおもしろかったし。全体的には、楽しめたライヴだったと思う(最後以外は)。明日は明日で楽しみにしていよう。(出来れば弾き語りが聴きたい…)
 
 
セットリスト
 
のどかないなかのしずかなもぐら
ハ−メルン

テキサス
バタフライ
公平なワールド(新曲)
ラジオ (佐々木曲カバー)
ウララカ (大瀧/詠一カバー:州ボーカル)
ジョン
ナイトライダ−
ナイトライダ−2
ナイトライダ−3(新曲)
シムシティ
シティ
Living in the city
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Hello
BGM
−−−
Town
 

*1:はっぴ−えんどではなかったけど、一応、カバーということで当たってはいたらしい…。セットリスト参照