今日のような明日が来なけりゃいいな
今日は本当は福岡に行っているはずだったけど、下北に行った。
チケットもわざわざ先行で取ってもらっていたけど、下北に行った。
できたてのライブハウスに行っているはずだったけど、ニーゴーイチ（byひろし）に行った。
青い夏のはずだったけど、太陽の季節だった。
希望にのるはずだったけど、「こんな僕に幸せなんて来るはずなかった」。
ニーゴーイチは最初とても空いていて、テーブルも出ていて、あらあらまあまあ…と。
や、混んでるだろうと思ってたわけではないけれどもね。
（でももう少し入ってるだろうと思ったの）
1番手のバンドの時からすでに、一番後ろの物販席あたりから「ウォーイ！」みたいな掛け声とかがかかっていて、ああいろんな意味で内輪なイベントなのね…とか思ったりしつつ。
2番目のエアロノーツは、今まで何度か見るチャンスがありながら、ちゃんと見るのは今回が初めてだった。
こんな平均身長の高いバンドだったのか…。（でかいのこわい）
もっと若いのかと思ってたけど、そうでもなさそう？だったのも意外。
しかし演奏がバリうま。
このハコは音があんまりよくないけど、それでも十分伝わってくるキレ。思わずほおほおと眺めてしまったくらい。
つーか異様にテンション高かった。
何度も前に出て来るし。
なんていうか、でかいし上手いしテンション高いし…で、個人的にけっこうびくびくしてしまって（何故）、あんまり他の感想が無い。
女性の熱狂的なファンがたくさんいそうだなー…とか。（実際いたと思う）
どうでもいいことしか記憶にないというのは、ちょっと自分でも悲しい。
（単に自分があんまり集中できてなかっただけだと思う…ごめんなさい…）
3番めにななななないん。
今月はこれしかライヴ見られないから、さすがにここは集中したかったのだけど。
1曲目の太陽のイントロのアレンジがなんだか潔くなっていておおお！と思いつつ、一日の終わりにで少し入り込めてきた…と思ったら、3曲目のサンワーシップで非常ーーーに集中力を削がれる出来事。
踊らない人は前に来んじゃねーよ！ってことですかそうですか。
でも、下がろうにも逃げようにも、もうどうしようも無かったんだよ…あの混雑具合では。
（いつのまにかお客さんはいっぱいになっていた）
はー…。
そのサンワーシップは、中盤のアレンジがかなり変わっていて、これがシングルバージョンなのかな？と。
ぺこがとても目立つアレンジだった。かなり良いと思った。
チャックでは予想通りすじゃくが下に降りてプレイ。
初めから降りたそーな顔、してたものね。
その次がデイスリッパー。
実は始まる前にひろしのセットが見えてて、やるのはわかっていたのだけど。
やっぱりこのイントロとか歌い出しとかサビとか…じーんと来てしまう。
このあたりでようやく「今日はほんとは福岡に居るはずだったんだな…」ということを思い出したりした。
（それまでは全く忘れていた）
PEACES。
ぺこが見たかったのだけど、よく見えなかった。音だけでもまあよかったけども。
ちょっとずつひろしのチューニングがずれてくるのがおかしかった。
最後は（実はひさびさ…？）流れるとき。
今日はこの曲だけ終盤ローォングアレンジ。（PEACESは割とあっさりシメていた）
一旦終わると見せかけて、またひろしがアカペラで歌い出す…という具合。
この曲でこれやったのって、初めてだったんじゃないかしら。
個人的には'79ERSとかSTRANGER〜でやるより好きかもしれない。
ひろしの歌のタイミングを見ながら目で合図しあってバンッ！と楽器を鳴らし始める3人のほうばかり見てしまったけれど。
ひろしも、声がよく出ていて、昨日に引き続き、歌は好調だったと思う。（チューニングは 最 悪 だったが…）
うーん、自分の問題であまり入り込めなかった。今日は。
それに加え、特にけんたろうとぺこが…なんだけど、4人とも目がねむたそうだったから。
いまいちあがりきれていなかった気がする。
トリは企画者ウォッシュ？。
ほんとは見ないで帰ろうかと思っていたけど。
一緒に見てたNさんが先週愛猫を亡くされたと言っていて、なんだか置いて帰れないような気がした。
いや、Nさんがどうとかというより…
自分も昨日なぜかそういうことを考えていたところだったので、なんとなく一人になりたくなかったのかもしれない。
演奏すごい上手かった、ウォッシュ？。
これまた予想よりも若くないように見えた。ひろしのこと「ななないんの子」って言ってたし。
アンコールもやって、さらにそのあと場内を真っ暗にして新曲のPVまで流してた。
長かったのでちょっと疲れた。
次は10/8まで見られないんだなあ。
てゆうか今年まだ30本しかライヴやってないだなんて…
（まあ単にそういう年だったのかも知れないが）
しかし、「今頃ほんとうは福岡で…」みたいなことはほとんど考えなかったということが、自分でもびっくりだ。
よっぽど札幌が良かったんだね自分。（なんてね！）
うーん、しかし、なんだかもやもやしている…。（ななななないんのせいではない）
