yoru wa akeru

 
シェルターに着くと、けっこう人がたくさん居てびびる。
(駅からシェルターまでの間の道に大量発生していた祭姿の人達のほうがこわかったけど)


女の子はheかな…男の人はtoeかな…とか思いつつ、先日アヴェンジャーズにはまってしまったSちゃんとともに入場。


早速ビールで乾杯して、くだらん話をしつつ、開演を待つ。
予想外に早々と前のほうも埋まってきて、その妙な圧迫感があったせいなのか、ずいぶん長い時間待たされたような気がしてしまった。


男女半々くらいでかなりの混雑具合になっていた場内。
照明が落ち、約15分押しでの開演。


1番手アヴェンジャーズインサイファイ。
ギターの人が先日の横浜と同じテーシャツだったらしい。(言われてみれば確かにそんな気も…)


横浜では、他バンドが軒並み悪音響の中、唯一(?)耳心地の悪くない音を発していただけに、むしろシェルターのようなハコでどんなふうに聴こえるのか、楽しみなような怖いような気がしていたのだけれども。


このバンド、音が大きすぎないのが勝因かと。


爆音だと確かに迫力は出るんだけど、花龍みたいなハコとシェルターみたいなハコとで音響にかなりの違いが出てしまったりするから。
そういうリスクが少ない音作りなのだろうなあ。


ただまあ、やっぱりシェルターだなー!と思ったのは、中盤の曲で(このバンドには珍しく?)ギターの音をあまり音を加工していない場面のとき、明らかに先日聴いたのよりエッヂのきいた音が鳴っていたということ。


やはりギターはシェルターが一番好みの音で聴けるなー。(PAさんアイラビューん!)(ちょう迷惑)


セットの順番は多少いじっていたかな?という気はするが、やった曲はたぶん先日と同じだったように思う。


やっぱりこのドラムの展開、好きだ。


ドラム+ウワモノっていう構成に見えてしまうくらい。(実際そうかもしれないが)
ギターもベースも歌も、ぜんぶドラムの上に乗ってる感じがする。ドラムがすべての基礎、みたいな。


横浜では足元まで見えなかったから、弦チームはどんな機材を使ってあんな音を出しているのかな?と思っていたけど、実際はあまりへんな(?)ものは置いていないようだった。
ふつうに(?)メモリーマンとか、MXRとか、そういう感じ。
や、シーケンサとか多用してんのかな…って、勝手に思ってただけなんだけども。
そうじゃなくて、ふつうに(?)各エフェクタでいろいろやっていたようだったので。
(ああ私ぜんぜん機材に関する知識はないんですけども)
(これは自分にしかわからんてきとうメモなので、あんまり突っ込まないでぬ☆)


うーん、アヴェンジャーズ、かなりはまったかも知れない。


ドラムが特に…なんだけど、なんていうか、ここで来い!なところで、確実にキメが入るから。まるで相性バッチリ!という具合に。
曲の構成的にブレイクのタイミングがあってても、ちゃんとキメが入らないバンドとかもあるけど…。アヴェンジャーズはもう、バキバキなので。
楽しくてしょーがない。
たぶんずっとニコニコしながら踊ってたと思う、私。


次の9/18@ERAの後はしばらくライヴ無いって言ってたなあ。(横浜で)
どうしよう…。
(ああでも18日は ネ申 ことスパイラルコード@シェルター…これはさすがに蹴れないいいいい)


アヴェンジャーズは普段ERAで活動しているとか言っていたけども…
ニマンとかすんごい似合いそうな気がする。個人的には。
いつかやればいいのに。見てみたい。


(ああでもERAに出てるバンドって大抵ニマンも似合うのかもしれない)


で、toe前にもう一杯飲もうかなーと思ったのだけど。(おい)
アヴェンジャーズの途中でも一度客がガガガッと前に詰まった(たぶんハコスタッフの指示)のだが、転換が始まったらさらにぎゅうぎゅうになってしまい。
こりゃ抜け出すのは無理だな…と。


なので、じっくりtoeのセッティングを観察。


や、toeのっていうか…主にドラムの…なんだけど。


今日はSちゃんと一緒だったから、ついついアヴェンジャーズだけでわっさりしちゃいそうになってたが…
元はと言えば、主目的はtoeなのだよ自分。
柏倉ドラムに美濃ギターなのだよ。ひさびさのtoeなのだよ自分。


というわけで、すっかりアヴェンジャーズで満足しちゃってた(?)Sちゃんに、一方的にtoeの素晴らしさを力説してみる迷惑なひと。>自分
(Sちゃんはtoe未体験だった)


ドラムまじですごいよ!芸術だよ!顔がえろいよ!(←こら)などなど言っているうちに、いつの間にかセッティングは完了していた模様。
(つーかうざいよおまえ)


あれ、山嵜さんのドリンクが・・・水?


美濃さんのオレンジアンプ!ひさびさ!(きらきら)
(わ、てゆうか美濃さんちょっと太っt)(しかも足元がサンダル…)


すっと客電が落ち、山嵜さんのカウントから始まる。


のあー!


新譜からばっかりやるのかなって思ってたが、意外にも既出曲が多かったような。


1曲目は、割といつもよくやってる曲。
(「split」…なんだけど)(これは正式タイトルではなかったりする)


これ、柏倉さんと美濃さんが対峙してバンッとはじける箇所があって、そこがものっすごい好きで。


初っ端からいきなりあがってしまったよ。
うわーもうなんなの!


そのまま切らずに3曲続けたんだけど、その3曲目(「leave word」…かな?)では、ブレイクのところでなんと、柏倉さんが「ウアアアアアアア!!!」って叫びながらザッと立ち上がって、ドラムスティックで、太鼓じゃなくて壁をダーン!と。
で、そのまま半ターンして、再び着席すると同時に左右のタムをバンッと鳴らして。


ぎ あ !


心臓止まるかと思った。
や、たぶん、息はほんとに止まってた。(まじで)


場内の各所からも「ひゃっ!」とか「わ!」とか「おお!」とかいう声が上がっていた。
(みなさんやはりブレイクのときは柏倉さんを見るんですなー)


うあーもう、なんだ!殺す気!?
そんなん何度もやられたら、そのうちほんとうに心臓が止まってしぬるよ!
(しんじゃえよ!)


山嵜さんも天井殴ってるし!
美濃さん叫んでるし!


うあああああんtoeかっこいい!やばい!


心臓ばくばくしながら、チューニングを待ち。


また山嵜さんのタクトで後半戦が始まる。


「moon」(これもほんとは違うタイトル)とか「1,2,3,4」(こっちは正式曲名だったはず)とかで、美濃さんと山嵜さんが同じ動きで床をダンッダンッと蹴りながらギターを叩きつけるように弾いているのを見て「ふあああああああああああああ!!!!!」ってなったり(そういう時、むちゃくちゃ冷静にものすごい複雑なベースラインをさらりと弾き流している山根さんが、実は一番とんでもないよなーとか思う)、ダカダカダカダカダカッと高速でスネアを連打する時になぜか胸を反らしながら口元がニヤリと笑っている柏倉さんを見て「え ろ す ぎ る … !」とか思ったり。(えろ話はもういい)


場内はかなり混雑していたのだけど、みんなものすごい集中力でtoeの音に飲み込まれていっていたから、ぜんぜん居心地は悪くなかった。
かなり踊ってる人もいたし、ほんとにぎっしり人で詰まっていて腕とか肩とかがどうやっても前後左右の人と触れ合ってしまう感じだったけど、でもまったく不快感がなくて。


たぶんみんな同じベクトルであの場に居たからなんだろうなー。すごいなー。
そのくらい、すべてを惹きつけ魅入らせてしまう音楽ってことだもの。


最後の曲の前に、山嵜さんがぼそぼそと最前のお客さんをいじってみたり。


つーかセットリスト、最後の曲のところ「カポF」って書いてあった。
(過去にも、「新曲」「新新曲」っていう並びとか、「NEW」「NEW2」とか、もろコード名だけが書いてあったりとか、いろいろあったが)
実際は新譜の中の曲だったみたいだけど。
(山嵜さんがタイトル言ったんだが、よく聴き取れなかった)(たぶん「everything means nothing」と思われる)


これまたえらいかっこよかったなあ。


ライヴが終わってしまうのが本当に勿体無くて、ああもうこのまま延々と続けばいいのにって思った。
(そんなことしたらみなさんぶっ倒れるよ!)


今までもtoeのライヴは毎度かっこよかったけれど、今日はもう本当に本当にものすごくかっこよかった。
「かっこよかった」しか出てこない自分のボキャブラリの無さに苦笑するしかないけれど。
うまい言葉が見つからないというか、そこまで頭が回らないというか、そんな感じだった。


この場内のぎゅうぎゅう具合も含め、トリのheには気持ちが向かず。
toeでもう満腹になってしまったから。


アルバム買おうか悩んで、うーんやっぱりタワレコで買ったほうが良いかな…と思い、今日は断念しておいた。
(テーシャツは白だったので選択肢に入らず)


Sちゃんもheには未練が無さそうだったので、そのまま一緒に外に出て、ごはんを食べに行って、帰宅。
また肉じゃがにしちゃった自分ってどうなの…とか思いつつ。


下北の時点でけっこう降っていたけれど、自宅最寄駅に着いたらものすごい土砂降りになっていた。


傘が…ない。(by陽水)


なんか最近こういうの多いな…傘が無い日に限って土砂降りっていうの。
もしかして雨女化しているのだろうか?